第3章 ♯9 創造神の意思
次の日の朝。
俺はふと目覚めると目の前にはおっぱい。
あれ、昨日リラといちゃいちゃしてそのまま寝ちゃったかな?
まあいいか。
朝からこのけしからん爆乳を堪能しよう。
ちょっとの間、顔を埋めて居ると背中に何故かけしからん柔らかい感触。
何故だ?
だって目の前にあるんだよ?
おっぱい。
背中にダイレクトに当たってるよね?
色々とわかるもん。
これは生の感触だよね?
あれ?
足にもそんな感触があるよ?
リラ程ではないが確かに感じるけしからんモノ。
それもダイレクトに。
おかしい。
これは夢か?
いや、これは夢では無い。
こんな感触、夢では味わえない。
じゃあ、何故だ?
俺は少し身体を起こしてみる。
顔を埋めた柔らかいモノの上にある顔はジュリアの顔。
背中にある柔らかい感触はリラのモノ。
足に感じる柔らかさはルーシアのモノ。
俺を含め全員素っ裸。
・・・・・・
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
「ふぇ!?どうしたの!?ミコト!」
「な、何事ですか!?」
「んー?どうしたー?」
裸の3人は見つめ合う。
・・・・
『キャァァァァァァ!!!!』
「な、何で皆裸なの!?」
「えぇぇぇぇぇ!私も裸!?
何で!?」
「どういうことでしょう!?
何故私は裸なんでしょう!?」
「皆、落ち着け!!」
「ミコトの方こそ!
それ隠して!!
何で朝から元気なの!?」
「ぎゃぁぁぁぁ!
朝だから!
生理現象だから!!」
「キャァァァ!は、初めて見ました!!」
「顔に似合わずで、デカい!」
見ないでぇぇぇ!!
とりあえず、全員落ち着く。
昨日何があった?
ダンジョンクリアした後、皆でご飯を食べたね。
ご飯の途中でお酒だしたね。
めちゃくちゃ呑んだね。
今に至るね。
これ、やったよね?
皆裸だもんね。
あァァァァァァ!!!
何で覚えてないんだ!!
こんな素晴らしい状況!!!
こんな美女3人とだよ!?
俺のバカァァァァァ!!!!
「ミコトくん・・・?
これはどういうことかな・・・??」
リラからドス黒いオーラを感じる!!
「まて、リラ!
俺も知らん!!
起きたらおっぱいに囲まれてたんだ!!
最高の朝だったんだ!!」
「私はなんてことを・・・!
この身は神に捧げたはずなのに・・・!!」
「まて!
もしかしたら、何もしてないかもしれないぞ!!」
「そうだよな!
ただ裸で寝ただけかもしれないしな!!」
《マスター、大丈夫ですよ。
安心してください。
こんなこともあろうかと録画してあります。
これでリラも機嫌が直ります。》
よくやった!
これで身の潔白が証明される!!
【映像公開】
俺達の目の前に大きな画面が現れる。
そして、映像が流れる・・・。
・・・完全にやってるじゃねぇぇぇぇぇかぁぁぁぁ!!!!!
Riri、てめえぇぇぇぇ!!
永久保存おなしゃぁぁぁぁす!!!
映像を見たリラは驚愕した・・・!
「わ、私が二人を誘ってたなんて・・・」
「やはり、ミコトさんに・・・私の、は、初めてを・・・」
「いやぁ、まさかこんな感じで初めてやっちゃうとは・・・」
リラが一番落ち込んでる。
《ほら、リラ怒るの止めたじゃないですか。》
Ririよ、あれは機嫌が直ってるのではなく、滅茶苦茶落ち込んでるのだ。
酔っ払って、あんなに淫らになる自分を目の当たりにしたのだ。
察してくれ。
「・・・もう、私はミコトさんのもとに嫁ぐしかありません!!
責任とってください!!」
「「えぇぇぇぇぇ!!
責任んんんん!?!?」」
「そうです!!
私の初めては旦那になる方にと決めていたのです!!
なので、責任とって私も妻になります!!
勿論いいですよね!?
原因はリラさんですし!!」
「うっ!!
確かに私です。
だけど・・・」
「いいじゃん!!
第2婦人で!
因みに私は第3婦人でいいぞ?
私も責任とってもらわないとね!!」
「えぇぇぇぇぇ!!ルーシアさんもぉぉ!!」
「だって誘ったの、リラじゃん。
私達は誘われたから、しただけだし。
なあ、ジュリア。」
「そうです!
例え酔っていたとはいえ、誘ったのはリラさんです!!
二人に責任とってもらいます!!」
「ぐぬぬぬぬ!
・・・わかりましたよ!
許しますよ!
ミコトはこの2人の夫として認めますよ!!」
「えぇぇぇぇぇ!!!
いいのか、リラ!?」
「こうなったのは私の責任でもあるから、しょうがないよ・・・。」
「ミコトさん、これから宜しくお願いしますね。
妻として、貴女に全てを捧げます♡」
「と言うことで、私も宜しくな!
こう見えても料理スキルはあるからな!」
一夜にして二人も妻が増えた。
何故こうなった?
でも、思う。
異世界に来て、良かったァァァァァ!!!!
「二人が妻となるという事で、これからのことを話したいとおもう。
俺は二人がご存知の通り、創造神様から使命を受けている。
これから先、色んな所で革命を起こさないといけない。
勿論、危ない場所にも行くと思う。
君達にその覚悟はある?」
「革命か・・・。
いいね、面白そうじゃん!!」
「私は神の使命とあらば、何処までも着いていきます。」
《マスター、本当に宜しいのですか?》
「だ、誰!?」
「何処からか声が聞こえます!!」
「ああ、紹介するよ。
俺のユニークスキル、スマホのRiriだ。」
俺は二人にスマホを見せる。
「この板が喋っているのか!?」
「なんとも不思議な・・・!!」
《始めまして。私はRiri。
マスターこんな弱い二人も連れて行くのですか?
唯でさえ、足手まといがいるのに、足手まといが3人になりますよ?》
「きー!それは私のこと!?」
「あ、怒り方可愛い!!」
ホントに可愛いよね。
《マスターはこれから少しでも早く、革命を起こさないといけません。
こんな足手まといが居るのでは、余計に時間がかかりますよ。》
「Ririちゃんは何で私達にそんなに厳しいの?」
《私は創造神様に創られました。
よって創造神様の命令は絶対。
マスターの使命は私の使命。
マスターの意思は創造神様の意思。
マスターの邪魔をする者は創造神様の邪魔をするのと一緒。
よって、貴女達は邪魔です。
現にマスター1人であれば、ダンジョンなんて3日で全てクリア出来ます。
ところが、貴女達のせいで2日経ってもまだ3つ。
邪魔してるでしょう?
リラは多少強くなり、マスターの暴走を抑えることが出来る唯一の存在なので、まだ使えますが、その二人ははっきり言って邪魔でしかありません。》
「おい、Riri言い過ぎだぞ!」
《そうでしょうか?
実際この二人は何の役に立ちますか?
ジュリアは回復に補助魔法が使えますが、それはマスターもリラも使えます。
特に必要ありません。
そして、一番不必要なのはルーシア、貴女です。》
「わ、私か・・・!?」
《そうです。
貴女です。
大したスキルも持ってない貴女が何の役に立ちますか?
完全に足手まといではないですか?》
「わ、私だって違うスキル欲しかったよ!!
魔法だって使ってみたかった!!
でも、生まれながらこのスキルしかなかったんだ!!
しょうがないだろ!!」
《しょうがないで済む話ではありません。
世界を変えるんですよ?
そんな汎用スキルで出来ると思ってるんですか?
今までみたいなお気楽な冒険者ライフとは違うのですよ。》
「ぐっ!
わかったよ。
私が抜ければ良いんだろ。
こんな役立たず、要らないもんな!!」
そのまま家から飛び出すルーシア。
「ルーシア!!」
あとを追うジュリア。
「Ririちゃん!
言い過ぎだよ!!
ルーシアさんだって悩んでたんだよ!!」
《悩むのは勝手ですが、私は間違ったことを言ってません。》
「・・・リラ。
今回ばかりはRiriの言う通りだ・・・。
俺達は世界を変えるんだ。
生半可な気持ちでは通用しない。
リラだって本当は分かってるんだろ?
あの二人では難しいことくらい。」
「で、でも・・・」
「リラもRiriに最初同じように言われたよな。
リラの場合、冒険すらしたことない正に足手まといだった。」
「ミコトまでそんな・・・」
「でも、リラは覚悟を決めただろ?
足手まといにならないよう努力しただろ?
あの二人に足りないのは能力じゃない。
覚悟だ。
能力なんて後からどうにでもなる。
リラだってそうだろう?
後はあの二人次第だよ。」
「・・・うん。わかった。」
「ルーシア!待ってください!!」
「ジュリア・・・。
私のことはいいから、アンタは戻りな。」
「駄目です!
ルーシアも一緒じゃなきゃ嫌です!!」
「私は足手まといだからさ。
要らない奴は居なくなったほうがいいだろう?」
〈パシッッ!!!〉
ルーシアに平手打ちするジュリア。
「そんなのルーシアらしくありません!!
ルーシアはもっと強い人です!
スキルがなんですか!!
それを補えるように更に強くなればいいじゃないですか!!
今までそうしてきたじゃないですか!!」
「だ、だけど、今回はそんな簡単な事ではないだろ!?」
「元ギルド嬢だったリラさんですらあんなに強くなったんですよ!!
ルーシアだってなれます!
二人で冒険者のトップになろうって誓ったじゃないですか!
あの覚悟は嘘だったんですか!?」
「・・・」
「私は戻ります。
私は世界を変えたいです。
今まで見てきた苦しんでいる人を助けたいです。
・・・待ってますよ、ルーシア。」
そう言ってジュリアは戻った。
「・・・ジュリア。
苦しんでいる人を助けたい・・・か。」
「ミコトさん、私も連れて行ってください。
私も世界を変える手助けをしたいです!
今まで冒険してきて、苦しんでいる人を沢山見ました。
私には何も出来なかった。
だけど、貴方の傍であれば助けることが出来ます。
足手まといになるのは分かっています!
でも、一緒に連れてってください!!」
「うん、いいよ。」
「へ?」
「一緒に行こう?」
「あ、ありがとうございます!!」
「ちょっと待った!!」
ルーシアが走って戻ってきた。
「私も連れてってくれ!!
大したスキルもないけど。
足手まといだけど、私だって救いたいんだ!
ミコトくん、お願いだ!
私を強くしてください!!
こんなスキルでも役に立てるくらいに!!
私なんかに使う時間なんて無駄なのもわかってる!!
でも、私も世界を変えたい!!
お願いします!!」
ルーシアは俺に土下座する。
「Ririの言う通り、正直1人でやった方が早く革命を起こせるし、楽なんだよね。
自由に出来るから。
まあ、リラが居ないと世界滅んじゃうかもしれないけどね。」
「うっ!確かに・・・」
「でもさぁ、創造神様に言われたんだ。
俺が間違ったときは仲間に頼りなさいって。
俺1人でも何でも出来るけど、俺独りでは、間違いを正すことは出来ないんだよ。
だから、ルーシアも一緒に来てほしい。
ルーシアとジュリアは俺が強くしてやる。
ルーシアとジュリアは俺を正しい方向に導いてくれ。
二人は冒険者の先輩だろ?」
「ミコト君・・・有難う・・・」
号泣するルーシアとジュリア。
つられて泣きだすリラ。
《全く。
マスターは甘いですね。》
アメとムチは必要だろ?
《私は鞭ですか。
実体があったらマスターを鞭で叩きたいですね。》
実体が無いのに物凄く似合うな。
《いいんですか?
足手まといは本当のことですよ。》
良いんだよ。
創造神様が言ってただろ?
仲間を頼れって。
仲間を増やすのは創造神様の意思でもあるだろ?
創造神様の意思に反するのか?
《マスターの場合は嫁を増やしてますけどね。
まあ、いいでしょう。
但し、早急に強くしてください。
寄り道している無駄な時間は勿体ないですよ。》
わかってるよ。
手っ取り早くレベル上げ出来る場所があるだろう?
おはようございます。
本日もお読み頂き有難うございます!
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