第3章 ♯1 女3人で姦しい
3章の始まりです。
話の区切り上、短めでスイマセン・・・!
そして、旅立つ時が来た。
あの発表の後、皆が俺達を止めた。
お義母様は寂しいと号泣。
エリザベスは私も行くと駄々を捏ね、それなら私もと、シスコン王子が言い出す始末。
何とか皆を説得し、今日に至る。
俺達の結婚式から3日経っている。
その間に挨拶回りやリノちゃんの自転車特訓、森での食料調達と旅に出る準備をした。
「ミコト、ホントに行くんだな・・・」
「俺が居なくなって寂しいんですか?
脳筋ゴリラさん。」
「さ、寂しくなんてねえよ!!!
お前の拷問受けなくて済むと思うと清々すらぁ!!」
「最後に拷問かけてあげましょうか?」
「いえ、止めてください。」
「冗談ですよ。王都を宜しくお願いしますよ、ギルドマスター。」
「お、おう・・・任せとけ!」
「リラ、身体に気をつけて行ってらっしゃいね。」
「カリナさん・・・。」
「貴女の無事を此処で祈っています。」
「有難うございます!」
抱きしめ合う二人。
あの間に入れたらどんなに幸せだろう・・・。
「ミコトさ〜ん!
寂しいっすぅぅ!!」
オリガが俺に抱きついてくる。
けしからん感触がしない。
ドンマイ、オリガ。
「何で俺なんだ?リラの方だろ!!」
「ミコトさん居なくなったら、あたいのランキングが下がるっすぅ!!」
成る程、納得だ。
オリガはリラに首根っこ掴まれ剥がされる。
「ミコトばっかり頼らないで自分で力で1位を取りなさい!!!
ミコトに頼るのはただのズルよ!
オリガ、貴女なら出来るよ!
頑張ってね!!」
「リラぜんぱぁぁい!!!」
号泣のオリガ。
「ミコト!他所に行っても頑張れよ!!
うちの家族の為に色々ありがとな!!」
「ダイモンさんも頑張って、家族を支えてあげてくださいね。あと、奥さんを余り怒らせないように!怖いから。」
「お、おう!家族は俺が守るぜ!」
「御主人様、どうぞ、ご無事で。」
「ああ。屋敷の留守を任せたぞ?」
「勿論です。
いつでも、お帰りくださいませ、御主人様。」
メイドちゃん達が涙ながら見送りにくる。
メイドちゃん達に囲まれ、ハーレム状態だ!
なんて素晴らしい見送り!!
乙女の香りとけしからん感触がたまらん!!
「ミコト!元気でやるんだよ!!リラちゃんを泣かすんじゃないよ!!」
「マリアさんも元気で!
お店の方も頑張ってくださいよ!!」
「ああ!アンタのお陰で王都1の宿屋になったんだ!
これからも私は負けないよ!!」
マリアさんらしいな。元気で何よりだ。
「ミコトさん、リラちゃん、気をつけて行ってきてね!」
サーラが笑顔で見送りに来たが、どことなく寂しそうだ。
「サーラも元気でな。また会いに来るからな。」
「うん、第2婦人として待ってるよ、アナタ♡」
「ちょっとサーラちゃん!
まあ、サーラちゃんならいいかな・・・。」
え、リラさん?
いいの?
「第1婦人の了解も得たし、決まりかな?
えへへ♫
何時でも帰ってきてね!」
俺の頬にキスするサーラ。
ちょっと複雑な顔のリラと後ろでガッツポーズの両親。
「ちょっと!第2婦人は私よ!!」
エリザベスの乱入。
「いいえ、姫様。
私ですよ?
第1婦人の了承もらいましたから♡」
「きー!!ミコト様!!やはり私も連れて行ってください!!
ミコト様が居なくなるなんて、寂しくて、死んじゃいそうですわ!!」
お前はうさぎか!!
エリザベスは泣きながら俺にくっついて来る。
エリザベスのけしからん感触も堪らんな!!
「駄目です!姫様!ミコトから離れてください!!」
「嫌よ!!私も行くの!!」
「エリザベス、お前は此処で誰からも愛される姫になる約束だろ?
約束破るやつは俺は嫌いだ。」
ガーン!!とショックを受けるエリザベス。
「わ、わかりましたわ・・・でも、これだけはお許しを!!」
そう言うと、エリザベスが俺の口にキスしてきた!
「「ぎゃぁぁぁぁ!!!」」
リラとサーラが悲鳴をあげる。
「私の初めてを捧げたのです。
これで貴方は私を第2婦人にするしかありませんですわ!!」
「「姫様ぁぁぁぁぁ!!」」
女三人でぎゃあぎゃあ騒ぎ出す。
騒がしい見送りだな。
「ミコト殿、世話になったな。」
シスコン残念アニキか。
「取り敢えず、妹の唇を奪ったので、王命で死刑になるがいいか?」
手には剣を持っていて、ぷるぷる震えている。
「は?いいわけ無いだろ。
妹はもう俺に夢中だからな。
このまま連れて行こうか?」
「貴様ぁぁぁ!!俺の可愛いエリザベスをぉぉぉぉ!!!」
「やめんか!バカ息子!!」
王の一撃で吹っ飛ぶ残念アニキ。
これが次の王か・・・。
「ミコト、世話になった。
これからはおぬし抜きでも、国を変えてみせる。」
「ふふっ、国王、期待してますよ。」
「ミコトくん、元気でね!」
「リチャードさんもチャラチャラしてないで早く身を固めてくださいね。」
「最後まで手厳しいね。
いずれね!」
「ミコトちゃん、リラ・・・やっぱり私寂しい!!
行かないで!!」
俺に抱きついてくるお義母様。
はちきれんばかりのけしからん感触がヤバい!!
リラよりも大きいからな!!
だけど、普通娘の方に行かないか?
「ぎゃぁぁぁぁ!お母さん、ミコトから離れて!!
ミコトも何故抵抗しないの!?」
この感触を堪能してるからさ!!
「お義母様、何時でも帰ってきますよ。
俺には瞬間移動があるのお忘れですか?」
「あ、そうだったわね!!
じゃあ、毎日帰ってきてね!!」
「それは無理だよ!」
「毎日は無理でも定期的に帰ってきますよ。」
「約束よ!!二人とも無事に帰ってくるのよ!!」
「「はい!」」
「お姉ちゃん、お兄ちゃん、頑張ってね・・・」
悲しそうなリノちゃん。
「リノ、そんな顔しないで。
また帰ったくるから。
お土産いっぱいもってね!」
「うん!待ってる!」
抱きしめ合う、姉妹。
こうやって俺達は王都を後にする。
出発するのに1時間くらいかかった・・・。
「さて、次はどこ行こうか?」
「えぇぇぇぇぇ!決めてなかったの!?」
「うん、全然。
そもそも、この世界に何があるとか未だにわからん!」
「えぇぇぇぇぇ!!無計画!!
せめて、計画立ててから出発しようよぉ!」
《マスターはいつもこんな感じです。
取り敢えず、そうですね。
他の国にも行きやすい様に港町なんてどうでしょう。
そちらはダンジョン都市でして、人族のあらゆるダンジョンの真ん中にあるので、ダンジョン都市とされています。》
「ダンジョンか・・・
いいね!!
そこにしよう!!」
「ダンジョン・・・なんかおっかなそうだね・・・。」
《怖いのでしたら、お留守番していたらどうですか?
貴女が居なくても大丈夫ですよ?
お土産はダンジョンの石でも持って帰りますよ。
ではお元気で。さようなら。》
「きー!!また馬鹿にしてぇぇ!!
できるもん!!ダンジョンなんて怖くないもん!!」
ホントにRiriは挑発上手いなあ。
リラをすぐのせられてちょろいな。
でも、可愛いから問題ないな!
「よし、じゃあ歩くのダルいからチャリ乗るか!
Riri、クリエイトアプリだ!」
《了解、マスター。クリエイトアプリ起動。
創りたいものをイメージして、手を前に出してください。》
〘クリエイト!〙
俺たちの前に2台のマウンテンバイクが出てきた。
「よし、港町まではこれで行こう!」
「いつものと違うね?」
「これはオフロード専用の自転車だよ。
ロードバイクとかだとパンクとか心配だからね。
ママチャリよりもスピードも出るしね!」
「いつもの自転車よりかっこいいね!!」
「だろ?サスペンションも付いてるから衝撃にも強いよ!!
Riri、港町まではどのくらい?」
《そうですね、マウンテンバイクに乗れば4日ほどでしょうか。》
「意外と遠いな。
まあ、時間はあるし、ゆっくり行こう。
リラ、出発だ!覚悟はいいか?」
「勿論!ミコトと一緒なら何処までも着いていくよ!!」
俺達は港町に向けて出発する・・・!!
3章がスタートしました。
どうぞ、これからも見守ってください!!
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