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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯26  裏取引



「ギルドマスターはいるか!!」

ジル男爵がギルドで叫ぶ。

「おお、ジル男爵じゃないか。

一体、どうしたんだ??」

「ギルドで依頼をしたい。

不敬罪にしたいやつがいるんだ!」

「それはどんな奴だ?」

「良くは知らんが、今日、私が新しい奴隷を購入しようと奴隷商に行ったら私より先に奴隷を全員買いやがった奴だ!」

「奴隷は早いもの勝ちたからなぁ。

そんなんじゃ不敬罪にできないぞ?」

「まだ続きがある!

そいつの家の扉を叩いたら、態と思いっきり開けられ、吹っ飛ばされたんだぞ!

そいつに奴隷を寄越せといったら、怒鳴り散らされたんだぞ!

平民の分際で、貴族の私に!

不敬罪になるだろう!!」

「貴族に怒鳴り付ける平民??

そいつの特徴は?」

「黒髪の優男だ!

腕に桃色の腕輪をした奴だ!」

「黒髪、優男、桃色の腕輪・・・。」


あいつかァァァァ!!!!

貴族を怒鳴りつけるなんてあいつしかいねぇぇぇ!!


「ジル男爵、その依頼は受けられねぇ。」

「あ?なんでだ!!」

「まだ、ギルドを潰したくないんでね。」

「そういえば、ギルド諸共、消し炭にするとか言っておったな・・・。」 

「あいつは確実にやるのでお断りだ!!」


はい、絶対アイツです。

消し炭にするやつはミコトしかおりません。

絶対に敵に回したくないので絶対にお断りです。


「何故だ!不敬罪だろ!!」

「いいか、アイツは、あの拷問のミコトだぞ!?

お前も知ってるだろう!?」

「拷問のミコトだと!?

あいつがか!?」

「そうだ。あいつを怒らせるのは辞めておけ!

前にあいつの拷問を見せてもらったが、あれは死んだほうがマシなレベルだ。」

「ひぃぃぃぃ!!ヤバいやつではないか!!」

「あぁ、アイツは、ヤバい。

因みに侯爵と伯爵を潰したのもあいつだ。」

「ひぃぃぃぃ!!あの侯爵と伯爵を!?」

「ああ。悪いことは、言わん。

死にたくなかったら、手を引け。」

「ああ、そうする!私は貴族を止めたくない!!

失礼するぞ!!」


こうして、ギルマスによって、1つの貴族が救われた・・・!?




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



俺がメイドちゃん達の育成に励んで居ると、また屋敷の扉が叩かれる。


また、あいつか?

面倒くさいな、拷問かけてやろうかな?


「はい、どなた様ですか?」

「キサラギ ミコト様!

私です!

サンダース公爵の執事の者です!」


誰だっけ?


あ、この前、俺とリラのデートの邪魔したやつか!


「お引き取りください。」

「話を聞いてください!!

本日はサンダース公爵を連れて参りました!」


マジかよ。

本当に来ちゃったよ。

国王といい、呼んだら素直に来るな。


仕方なく扉を開ける。


「この間はお連れ様とのデート中に水を指してしまって申し訳御座いませんでした。

本日は貴方様に言われた様、サンダース公爵をお連れに参りました。」

「ワシがサンダース公爵だ。

先日は部下が失礼した。

お主があのカイザーキングベアの依頼を達成した者だな?

あの毛皮は誠に素晴らしいものであった。

礼を言う。」


なんだ、もっと悪いやつかと思ったらそうでもないのか?


「はあ、それはわざわざどうも。」

「今日はお主に頼みがあって来た。

出来たら、また毛皮を持ってきてくれないだろうか?

他のモンスターも居たら有り難いのだが。」

「失礼ですけど、そんなに集めて何に使うんですか?」

「ワシは昔っからモンスターの毛皮に目が無くてな。

ただの趣味だ。

あの毛並みが堪らなくてな。」


何かを集める気持ち解ります。

俺もフィギュア集めてますから。


「では、ギルドを通してください。

指名依頼でいいので。」

「お主に直接依頼じゃ駄目なのか?

報酬は弾むぞ?」

「勝手にやると怒られるんですよ、あのギルマスのゴリラに。」

「ほっほっほっ!あの王都最強をゴリラか!

面白い奴だな!

ギルドに依頼するのは色々手続き等が面倒くさくてな。

時間もかかるし、お主に渡す報酬も何割かギルドに取られてしまうんだよ。

ワシはお主にのみ報酬を渡したい。

何もしてないギルドが何割か持っていくのは、好きではなくてな。

まあ、本心を言うと少しでも早く手に入れたいだけなんだがな。」

「分かりましたよ、ギルドには内緒にしてくださいよ?」

「恩に着る。

早速だが、カイザーキングベアをまた狩ってきてもらいたい。

150億ダリル払う。」

「150億ダリル!?」

「ああ、あの最良品ならそれくらい出しても惜しくはない!

どっかの商会で売っても100億ダリル出すかどうか。

せいぜい、80億くらいだな。」 

「そんなに出しても大丈夫なんですか?」

「構わない。他のモンスターの毛皮もあれば、高額の報酬を出すぞ!」

「分かりましたよ、そんなに言うなら。

今回だけですよ?」

「有り難い!!

お主、良いやつだな!

なるべく早めにお願いするぞ?」


 俺はアイテムボックスから熊の毛皮と猪の毛皮を出す。


「はい。どうぞ。」

「「ぎゃぁぁぁぁ!!もう出てきたァァァァァ!!」」

「早く欲しいんでしょ?」

「あ、ああ、済まない、いきなりの事で驚いてしまった。

おお!これだよ!この毛並み!!これもまた最良品だ!!

おお!?こちらはワイルドビッグボアではないか!!

こちらも最高じゃぁ!!

有難う!!恩に着るぞ!!

報酬は直ぐに持ってこさせる!!」

「今回だけですからね。」

「ああ!わかっておる!

済まないな!

では、ワシは帰るとする。

屋敷でこの毛皮を堪能したいのでな!」


忙しいから早く帰れ。


公爵たちは馬車に毛皮を積むとホクホク顔で帰っていった。

一時間以内に執事が報酬を持ってきた。


220億ダリル。

こんなに使い切れない。

貴族は何でこんなに金持ってんだ?

これどうしよう?

国でも作るか?


面倒くさいからやだな。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



「ぐふふふふふ!

あの若造め!

なかなか良い仕事をしおるな。

あいつは利用出来るな。

しかし、まさかワイルドビッグボアまで手に入るとは・・・。

天はワシに味方してくれたのだな。」


帰りの馬車の中、公爵は密かに企む・・・。



ミコトのこの取引がのちに王都、王国を震撼させるものとなる・・・。










日に日にアクセス数が増えて、皆様には感謝しか有りません。


これからも宜しくお願いします!!

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