第2章 ♯23 いきなりの幸福
お揃いのものかあ。
やっぱり結婚したからには必要だよね?
結婚指輪!!
「リラ、アクセサリーショップはないの?」
「アクセサリー?何それ??」
あれ?
指輪とかしてる人居たよな?
あれ、指につけてたの竹輪か何かだったの?
「アクセサリーは指輪とかネックレスのことだよ!」
「あ、そうなんだ!
指輪とかは防具屋さんだよ?」
あ、RPGみたいなもんね。
わかります。
早速、防具屋に向かう。
防具屋には盾や鎧、兜など冒険者や兵士用の鎧から指輪やネックレス等、アクセサリーも売っていた。
「リラ、一緒にお揃いの指輪をしよう。
こっちの世界では結婚指輪はあるのかな?」
「結婚指輪?
指輪が結婚するの?」
なんて可愛い勘違いをするんだ!?
「違うよ、結婚の証に夫婦が一緒に付けるものだよ。
左の薬指にするのが習わしなんだ。
これをしてる人は結婚してるんだよってサインになるんだよ!」
「何で左の薬指なの?」
「・・・何でだろう??」
《心臓は感情を司っている場所とされており、その心臓に繋がる血管が左手の薬指にあると考え、左手薬指は、心に直結する神聖な場所とし、その指に愛の証である結婚指輪をはめることで、「相手の心を強くつかむ」と信じられていました。なので、永遠の愛を誓う時は、左手の薬指に結婚指輪をはめるようになったということです。》
流石はRiri先生!
物知りでいらっしゃる!!
「へえ、色々あるんだねぇ。じゃあ、私も指輪したいな!
結婚指輪付ける!!」
「うん、じゃあ好きなの選んでいいよ?」
「見てみるね!!」
一通り見てみるが、リラさんのお眼鏡に叶う者は無かった。
「うーん、ごついのばかりだねぇ・・・
やっぱり付与魔法付けるから、ゴツくなるのかな?」
「付与魔法?」
「うん、そうだよ。武器や魔法、指輪みたいに装備品に魔法の力を付けれる魔法だよ!
まあ、効果は力が少し上がる程度とか気休めみたいなものだけどね!」
「それ、いいねぇ!
俺も覚えよう!!」
「えっ!あっそっか!
ミコトなら出来るね!!」
しかし、ここでやるのは流石に無理だな。
そうだ、王都の外でやろう!!
俺達は王都の外に出る。
途中、ダイモンにあった。
どうやら子供が生まれたらしい。
お祝いにイノシシの毛皮をあげた。
五体投地で感謝された。
俺達はちょっと歩いて王都から離れた。
ここら辺で良いかな?
俺は久しぶりに家を出す。
誰が見てるか分からないから家でやることにするのだ!
「えぇぇぇぇぇ!!家出てきたぁぁぁぁ!!!」
驚愕ふらリラも可愛くて好き。
早速中に入るとリラの目には、棚に飾ってある魂に釘付けだった!
しまったァァァァ!!!
女のコが微妙に引くやつだ、これ!!
ヤバい!
嫌われる!オタクは嫌いだって言われてしまう!!!
「ミコト・・・これ・・・」
はい、オワター!
俺の結婚生活、ここでしゅーりょー!!!!
「凄い!!!何これ!!
小さい人間がいっぱいいるよ!!
今にも動きそうだよ!!!」
あれ、引いてない?
あ、そうか、この世界にはフィギュア無いもんな。
引く以前の問題だったな。
俺の結婚生活はまだ終わってなかった!!
「これはフィギュアというんだ。
前の世界では、アニメという素晴らしい文化があって、そのキャラクターを人形にしたものだよ。」
「へぇぇ!凄い!!
私も欲しいなぁ!!」
リラさん、まさか貴女からそんな素晴らしきお言葉を頂けるとは・・・!!
「リラは自分の人形欲しくない??」
「自分の人形??」
「俺が創ってあげる!!
Riri、クリエイトアプリだ!」
《了解。創りたい物をイメージして、手を前に出してください。》
俺はイメージする。
〘クリエイト!!〙
すると、俺達の前にリラのフィギュアが創られる!
全てを忠実に再現された下着姿のリラ・・・
あぁぁぁぁぁぁ!!!!
しまったァァァァァ!!!!!
先程の衝撃が強すぎてフィギュアにも影響がぁぁぁ!!!
「凄い!!
私が人形になった!!
可愛い!!
これくれるの!?」
「いや、これは少し失敗したので、もう一つ創るよ。」
「失敗?どこが?」
「プロにしか分からないからとこだから!
これは俺が永久保存するから!!」
そして、次はギルドの制服姿のリラとカリナを創った。
かなり喜ばれた!!
「凄い!!私とカリナさんだぁ!!
嬉しい!!
ありがとね!!」
「部屋に飾ってね!」
「そうするよ!!」
翌日からリラの下着姿のフィギュアが違うポーズで何体か創られたとか・・・
よし、本題だ!
今からスキルを創るよ!!
「Riri、スキル創造アプリだ!」
《了解。欲しいアプリを教えてください。》
「付与魔法だ!」
《効果を教えてください。》
「装備品に自分の考えた効果を付与出来るスキルだ!」
《スキル創造完了しました。》
早速出来たスキルを吸収する。
「よし、早速試したいな。
何に付与しようかな?
リラは何にしてほしい?」
「じゃあ、服と靴にする!」
そう言うと、リラは服を脱いだ。
目の前には下着姿のリラ。
・・・え。
どうしよう。
目の前に下着姿のリラがいるよ?
え、どうしたらいいの?
教えて!エロい人!!
「すいません、リラさん。
抱きしめていいですか?」
「え!?どうしたの?いきなり!」
答えを聞かずに抱きしめてしまう。
勢いでやってしまった!!
どうしよう!
やってしまった!!
心臓がバクバクいってるよ!?
え、リラ、何で目を瞑ってるの?
何を待ってるの!?
取り敢えず、キスするよ!?
短いキスをすると、リラは俺の胸に耳を当てる。
「・・・ミコト、心臓が凄いドキドキしてるね・・・。」
「うん・・・。ごめんね。
リラのその姿見たらドキドキしちゃって。」
「ふふ、変なの。ただの下着姿だよ?
裸見たわけでもないのに。」
「その姿だけでも魅力的だよ。」
「ありがとね。ミコト。
・・・いいよ、私は。
私達は夫婦だから。
そういう事したいよね。
男の子だもんね。」
その言葉で俺は自重するのを辞めてしまった。
そのあとの事はご想像にお任せします・・・。
控えめにいって、リラは最強でした。
夫婦の共同作業が終わり、二人はベッドで話をする。
「ごめんね、リラ。
余りにも可愛くて、我慢出来なかったよ。」
「いいの。私は嬉しかったから。
夫婦になってもなかなか会えなくて、会ってもデートじゃ無くて、一緒に仕事だったから。」
「うっ!忙しくてすいません!!」
「ふふ。でも、私は誰かの為に一生懸命なミコトが好き。
だから、仕事だとしても、一緒に居れて楽しかったよ。」
「有難う。
リラ、この家で一緒に過ごさないか?」
「ふふ、ミコトは毎日したいのかな??」
「いや、そうじゃなくて・・・それもあるけど・・・俺達は夫婦だからさ、やっぱり一緒に居たいなって。
夫婦なのに、今日が初めてのデートだろ?
一緒にいる時間が少なかったなと思って。」
「そうだね。お互い忙しかったもんね。
私も一緒に暮らしたい。
もっとミコトを知りたいな。」
「でも、明日から学校か、やっぱり学校終わってからかな?」
「大丈夫だよ。
ここから通えるよ。
学校は王都の中だしね。」
「いや、せめて王都の中にしたいな。
買うか!家!!」
「えぇぇぇぇぇ!でも、何れは出ていくんでしょ?」
「その時は別荘として置いとくよ。
何時でも帰ってこれるようにね!」
「そっか、帰る家欲しいもんね。
ミコトにも!!」
「明日、リラかが学校行っている間に探しておくね!!」
「うん、わかった。
楽しみにしてる。」
服を着た俺達はさっきの続きに戻る。
脱線してすいませんでした。
もう我慢の限界だったんです。
我慢したほうだと思いますよ?
はい、最高でした。
「早速、付与してみよう。
先ずは靴からだ!
どうしようかな?
靴だしな。」
〘疲労回復、付与!!〙
一瞬、靴が光ったが収まった。
「これで付与されたのかなぁ??」
「鑑定してみるね」
《鑑定結果》
靴〈疲労回復付与〉
幾ら歩いたり、走っても疲れない。
「リラ、出来てるよ!ほら!」
スマホの画面を見せる。
「わぁホントだ!凄い!疲れないの、凄い!
ありがとね!ミコト!」
なんだかんだ、最高の事がありましたが無事に付与魔法を手に入れた!
ん?魔法?
という事は・・・。
とうとう結ばれました。
唐突にすいません。
もうちょっとデートは続きます。




