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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯22 素晴らしい文化

決闘の日の前日、ある貴族の屋敷にて・・・


「ご主人様!ギルドよりカイザーキングベアの毛皮が届きました!」

「何!本当か!?見せてみろ!」

「此方で御座います!」

「おお!確かにカイザーキングベアの毛皮だ!

しかもこんなに綺麗な状態で!!

ギルドに報酬を用意しておけ!」 

「はっ!!直ぐに持っていきます!!」

「ぐふふふふ、この毛皮さえあれば・・・

これを取ってきた者はわかっているのか?

その者に会いたい。」

「ギルドに確認します。」

「急げ。その者を連れてこい。」

「はっ!!仰せのままに。」




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆







俺は今日の日の為に生きてきたのかもしれない。


今日は久しぶりのリラとのデートである。

初めてあった日以来か?

あれはデートなのか?

と言う事は、これが初めてのデートか?

え、一回もデートしたことないのに結婚ってどうなの?

やばくない?

前の世界ならありえないよね!!


朝、先ずはリラを家まで迎えに行く。

出迎えてくれたのはお義母様。

案の定、捕まる。

俺はお義母様に狙われているのか?

妙にくっついてくる。

お義母様もリラと一緒でけしからんものをお持ちなので、基本嬉しいのではあるが、相手はお義母様。

そんな、禁断の愛は求めていない。 

でも、少しだけこのけしからん、柔かいモノの感触は楽しんでおこう。


お義母様のけしからん感触を楽しんでいると、リラが現れた。


「お待たせ!ミコト!

あっ!お母さん!そんなにミコトにくっつかないでよ!!!

ミコトは私の夫なんだからね!!」


俺にくっついてる母親をみてヤキモチをやく、リラ。

なんて可愛いんだ!


「あら、いいじゃない!

私、息子欲しかったのよ。

だから、義理とはいえ、息子が出来て嬉しいの♡」

「もう!ミコトに迷惑でしょ!

離れて!!」


この感触は迷惑では無いですよ。


「ミコト、この服どうかな?

デートだから、お洒落してみたの。

に、似合うかな?」


リラは胸元が空いた、薄い紫のワンピースを着ていた。

薄い紫のワンピースがリラの魔眼と合っている。

空いた胸元にはけしからん谷間ができており、今すぐそこに埋もれたい衝動に駆られたが我慢した。


「リラ、とても似合ってるよ。

世界一可愛いね。」

「ミコトったら、もう世界一なんて言い過ぎよ!!

でもありがとね♡」


リア充ってこんなに良いもんだったんだなあ・・・

俺はなんて無駄な時間を・・・

今ならス○ムダンクの○井くんの気持ちが分かる・・・。


俺達はリラの家を出て、商店街の方に向かった。

リラが自然に腕にくっついてくる。

常にあたるリラのけしからん感触に、俺は自我を保つのに全集中する。


「リラ、今日は今迄ギルドを頑張ったご褒美に好きなもの買ってあげるよ!!

お金はヤバいくらい持ってるしね!」

「えー、悪いよぉ!」

「良いんだよ、俺はリラの夫だよ?

夫婦に遠慮はいらないよ。

たまには俺にカッコつけさせてよ?」

「うふふ、そうね。

では、今日はいっぱい甘えちゃおうかな?」


毎日甘えて頂いて宜しいですよ? 


「私、洋服屋さん見たい!

明日からの学校で来ていく服欲しいな。

この一年、服屋さんなんて来れてなかったし!!」


両親が呪われて一年間、服なんて買う暇なんてなかったんだろう。

今日はリラの我儘を全部聞いてしまおう!

まあ、金はあるんだ!

贅沢に豪遊してやるぜ!!


服屋に着くと、リラの目が輝く。


「わぁ!素敵なお洋服がいっぱい!!」

「好きなの選んでおいで!」

「うん!有難う!!」


リラが洋服を選んで1時間・・・

まだ決まらない。

女のコの買い物は長いと言うが、本当にあった怖い話だった。

男にとって。


「うーん、これもいいし、あれもいいし、悩むなぁ」


あ、これあと2時間コースです。

折角のデートなのに、時間が勿体無い!! 

一緒に選ぶしかないかな?


「リラ、何で迷ってるの??」

「色々あって迷ってるの。

久しぶりに選ぶから!

欲しいものいっぱい!

まあ、サイズが合うかわからないけどね!

私、胸が無駄に大きいから、サイズが合わない洋服もあるんだぁ。」


無駄ではありません。

俺にとって、とても大事なモノなので大切に保管しておいてください。


「試着はできないの??」

「試着ってなあに??」

「え!試着知らないの!?」

「知らないよ?」

「どうやって自分にあった服買うの??」

「見た目で?だから、買ってから着れない服もあるの。

私は身体は小さいからどれでも入りそうなのに胸が入らなくて、駄目なのが多いかな?」


なんてアバウトな!!

そして、なんて素晴らしいお胸をお持ちなんだ!!

しかし、確かに服を見ると、サイズ表記はない。

店内には試着室が無い。

優しくない店だ!!

リラに聞くと、

「サイズ表記ってなあに?」 

とそれも知らないので、この世界の当たり前なんだろう。

これでは服が買い難い!!

店員さぁーーーん!!

「はい、いらっしゃいませ〜〜〜ぇ!」

「店員さん、試着できませんか??」

「試着ってなんですか??」

「買う前にお試しで着ることです。」

「え!何でですか?」

「なんでって、サイズが合わない服買ってもしょうがないだろ??

サイズが合うか、確かめるんだよ?」

「そんなことしたら売れなくなるじゃないですかぁ?」


確かにそうだが、こいつ何も分かってないな。


「店員さん、確かにこの世界の人はサイズが分からないから、見た目で何でも売れるが、買った服がサイズアウトで着れなかったら服はどうなる?」

「捨てるか、あげるかになりますね。」

「そうだろう?

服を作るものとして、売った服を捨てられるのは、悲しい事ではないかな?

折角、一生懸命作った服が一瞬で捨てられるんだぞ?

悲しくないか?」

「・・・確かに売れるのは嬉しいけど、来てもらえないのは悲しいです。」

「そこで、試着だ。

試着をすることで、捨てられる服が減るんだぞ?

サイズが合わない服は売れないが合うものは大事に着てもらえる!」

「な、なる程!!」

「取り敢えず、リラに試着をさせてくれないか?

この子に合う服は全部買ってやる。

しかも、この先、この服屋が今より売れる方法を教えてやるよ!」

「解りました!

合いそうな服、片っ端から持ってきます!」 


店員が洋服を沢山持ってきた。


「よし、じゃあリラ、来てみな!」

「うん、わかった!!」


その場で下着姿になるリラ。


えっ?

リラさん?

貴女、今下着姿ですよ??

俺、居ますよ?


「ん?ミコトどうしたの?」

「リラ、今下着姿だよ?」

「そうだけど??服脱いだからね?」


あ、この世界、こーゆー感じなのね。

下着と水着は一緒みたいな?



異世界、ありがとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!

今、この瞬間が一番、来てよかったって思ってます!!

この文化はこれからも続けよう!


Riri、写真だ!連写だ!永久保存だ!!

《ど変態ですね。》

何と言われても構わない!!

お前が撮らないなら俺が撮る!


い〜よ〜、リラちゃん、最高だよ〜!

滅茶苦茶、連写した。


リラの下着姿を堪能し、着れる服は全部買った。

さっきの下着姿を拝めたんだ、30着位安いもんさ!!

「こんなに買ってもいいの??」

「いいんです!!」

「ありがと♡」

いえ、此方こそあざーーーーーす!!


「で、売れる方法とは?」

あ、忘れてたよ、リラの下着姿が強烈過ぎて、貴女の存在を忘れてました。


「そうだった!

試着させるのは勿論のこと、サイズを表記するんだ!」

「サイズを表記ですか??」

「そう!小、中、大、特大とかね。

人によっては、小さい人、大きい人、胸が大きい人、小さい人、痩せてる人、太ってる人様々でしょう?

だから、1つの服のデザインでサイズをそれぞれ作って表記するんだ。

サイズ表記の表を作れば、自分がどのサイズが丁度なのかわかるだろう?

160センチの人は中サイズとかわかり易くね!

そうすれば、デザインが気に入ってるのに、サイズが無いとか無くなるだろ?」

「た、確かに!!」

「そうやって親切な店はまた来たいって思うんだ!

客だって無駄な買い物したくないからな。」

「・・・革命です。・・・これは革命ですよぉぉぉぉ!!

先生!ありがとう御座います!!

私、やってみます!!」

「おう!期待してるぞ!!」


後にこの服屋は王都イチの服屋となり、売上も今の100倍以上になった。

ミコトは服屋の神様として、一生崇められた。



やっと服屋から出てこれた。

もう、お昼も近い。

まあ、素晴らしいものを堪能出来たので良しとする。


「ミコト凄いね!

服屋さんで革命起こしちゃったね!」

いえ、リラの下着姿の方が革命的でしたよ。

ごちそうさまです。

「革命は小さいことからどんどん起こしていかないとね!」

「そっか、流石は革命家だね!!」


やっぱり、リラ、お前は○ンピースを愛読してるのでは!?

俺があのドラ○ンさんと同じだと・・・!?


「革命家か、いいね!それ。」

「ミコトと私で革命軍だね!!」

やっぱり、リラ、お前は・・・以下同文。


「次はどのお店に行こうかな?」

再び、くっついてるリラ。

さっきの下着姿を見たのもあって理性を失いそうになるが、ギリギリのところで保つ。


二人で次のお店を探していると、一人の男が話しかけてくる。

なんか、如何にも執事って感じの人。


「キサラギ ミコト様ですね。」

「・・・違います。」

「え?いやいや、キサラギ ミコト様ですよね!?」

「いえ、全く違います。僕はヤマダタロウだよ。」

なんか面倒そうなので、無視するしかない! 

「お願いします!話を聞いてください!!

貴方がキサラギ ミコト様って事は確認済みなのです!!

頼みますからァァァァァァ!!!!!」

「ミコト、意地悪してないで聞いてあげたら?」

くっ、リラの頼みならしょうがない。

「で、なんですか、手短にお願いしますよ?

今デート中なんで。」

「有難うございます!!

では、貴方様をサンダース公爵がお呼びです。

今すぐ屋敷に来てください。」

「は?」

「ですから、サンダース公爵が貴方様をお呼びです、今すぐ屋敷に行きましょう!!」


その男が話し終わると同時にミコトがアイアンクローを炸裂させる!!

「ぎゃぁぁぁぁ!!痛い!痛いですぅぅ!!」

「てめぇぇ!!俺は言ったよなぁ??

今デート中だって!

俺達の初めてのデートを邪魔するとはいい度胸じゃねえか!」

「ぎゃぁぁぁぁ!公爵の命令・・・ですから!痛いィィィ!!やめてェェェ!!」

「うるせぇぇぇぇ!!

公爵如きが俺に命令すんじゃねぇぇぇぇぇ!!!

これ以上、デートの邪魔すんなら頭握り潰すぞ、ゴラァァァァァァ!!!!!!」

「ぎゃぁぁぁぁ!!!ごめんなさぁぁぁぁいい!!」

「ミコト、そこら辺で!

皆見てるよ!!」

「ちっ!リラの天使を超える優しさに感謝するんだな!

公爵に伝えとけ!

用があるならてめえから来いってな!!」

「ひぃぃぃぃぃ!!わかりましたぁぁぁ!!」

男は走って逃げた。


俺達は昼食を食べるためにマリアさんのところに来た。

「あら、リラちゃん、いらっしゃい!

ギルド辞めて学校行くんだってねぇ!

最近は羽振りもいいし!

いい方向に向かって良かったねぇ!!」

「はい、マリアさんも大盛況ですね♪」

「お陰様でね!

たまにはゆっくりしたいよ!

贅沢な悩みだけどねぇ!

これもミコトのお陰だよ!

ありがとね!!」

「いえいえ、席空いてますか?」

「ああ、さっき空いたところだよ!

ゆっくりしていきな!!」


「私、ここの新メニュー初めて食べるよ!!

楽しみ♪」

「そうだったんだ!

リラは気にいると思うよ!

しかし、さっきのお邪魔虫は何なんだ?」

「サンダース公爵の執事さんですね。

サンダース公爵はカイザーキングベアの依頼をした人なんですよ!

多分、その関係じゃないかな?

呼び出されたの。」

「もっと持ってこいとかそーゆーのか。

やっぱり行かなくて良かったな。

あーゆーのは無視するのが1番なんだよ。」

「なんか、また来そうだね。

本人来ちゃうかもよ?」 


リラさんよ、それはフラグというものですよ?

そんなこと言うと来ちゃうからね?

気をつけようね?


料理が届き、リラは美味しそうに食べる!

「これがパスタかぁ!!

美味しぃぃぃ!!!」

美味しそうに食べるリラは可愛いな。


昼食を済まし、店を出る。

「リラは次どこ行きたい??」

「どうしようかなぁ?

私、ミコトとお揃いのもの欲しいな。」


甘えたリラはなんて可愛いんでしょう。

いいよ〜、おじさんが何でも買っちゃうよ〜!! 


お揃いのものものかぁ・・・。 


そうだ!

結婚したのだから、あれを買おう!!


デートは後半に続きます!!

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