第2章 ♯19 羨ましい能力
後ちょっとの所で全て消してしまい、遅くなりました。
《一つ方法があります。》
え、何か秘策があるの?
教えて!Riri先生!!
《マスターがリラのスキルを創造すればいいのです。》
え、そんなこと出来るの?
マジ、有能じゃね?
「スキル創造アプリってそんな事も出来るのか!?」
《スキル創造アプリでは出来ません。》
え、じゃあどうするの?
《此方のアプリを使用してください。》
スマホの画面に一つのアプリがインストールされる。
【譲渡スキル創造アプリ】
自分が認めた相手に一つ、スキル創造し、譲渡出来る。
但し、このアプリで創ったスキルは一度創ったら二度と創れない。
うおおおおおお!!!
なんだ、この神アプリ!!
マジ有能!!もはや、神の領域!!
もう俺、神じゃね?
あ、でも、条件あるのね。
そうだよね。
神超えちゃうもんね。
悪用も出来ちゃうし。
しないけどね!?
「スキルを一つか。うーん、リラはどんなのがいい?」
「そうだなぁ。ミコトを助けられるものがいいな!」
俺を助けるかあ。
リラは何故か魔力が高いから、魔法系がいいな。
うーん、悩む。
モンスターを足止めできるスキル?
いや、補助魔法スキルか?
それとも、回復魔法?
何があってもいいように攻撃もできたほうがいいよね?
あー!悩む!!!
俺みたいに全属性魔法を全て使えれば楽なのに!
スキルは一つだけ。
それは無理だ!!
ん?俺みたいに??
そうか!
もしこのスキルが創れたら、俺は驚愕するだろう。
ふふふ。
「決めた!Riri、アプリを開いてくれ!」
《了解。譲渡したいスキルを教えて下さい。》
「模倣魔眼だ!」
《スキルの効果を教えてください。》
自分が見た魔法を全てコピー出来るスキルだ!
《スキル創造完了しました。》
俺達の前に光の玉が現れる。
「わあ!綺麗!!」
「これに触ってみて。」
リラは恐る恐る、光の玉に触れてみる。
光の玉に触れると眩しく光り出し、リラは咄嗟に目を瞑る。
「きゃああ!眩しい!!」
光りの玉はリラに吸収された。
「リラ、これで大丈夫だよ!」
「え、もういいの??」
リラが目を開けると、茶色だった瞳が薄い紫になっていた。
「ぎゃぁぁぁぁ!!リラの可愛いおめめが紫にぃぃぃぃ!!!」
「えぇぇぇぇぇ!!ホントにぃぃぃぃ!?」
「・・・超かっこいいィィィィィィィィィ!!!
魔眼じゃん!これ、マジ魔眼じゃん!!!
羨ましいィィィィィィ!!!
くっ!俺の魔眼が疼く!!
とか、中二病っぽいこと言ってみてぇぇぇぇ!!!」
「中二病??」
いやあ、マジヤバい!
俺も欲しい!!
あ、創ればいいのか!!
え、俺には必要ない?
なんでだよ!?必要だよ!
俺の中二病心が欲しているもの!!
え、俺は全ての魔法が使えるから?
知るか!
無意味でも欲しいんじゃい!!
え、無駄なスキルは創らない?
そんな!
酷すぎる!!!
俺の魔眼がぁぁぁぁぁ!!
せめて、エンペラーアイをください!!
黒○のバスケの赤○様の人をひれ伏せさすやつをおおおおお!!!!
俺は自分の欲望と興奮を抑えつつ、リラにスキルの説明する。
スキル:模倣魔眼
自分がみた魔法を全てコピー出来る。
但し、聞いた魔法や自分の魔力を超える魔法はつかえない。
「凄いスキル!私がこんなスキルを・・・いいの?」
「勿論だよ。」
《但し、今のリラにこのスキルは使いこなせません。今、貴女がこのスキルを使うと軽く人を殺めます。
魔力の制御が出来ないからです。
マスターはモンスターの実戦とスキルの力で自然に出来るようになりましたが、貴女には無理です。
先ずは魔法の基礎を学びましょう。
魔法学校に通ってみては如何でしょう?》
魔法学校!!
俺もリラと行きたい!!
新入生の俺がいきなり強力でな魔法ぶっ放して、皆をビビらす異世界あるあるしたい!
リア充学園ライフをアバンチュールするぜ!
「学校は恋の冒険をする場所ではありません。
学ぶ所です。」
やだぁぁぁぁ!!!
リラと手を繋いで登校して、
リラと毎日いちゃいちゃして、
一緒にお昼食べて、
一緒に手を繋いで家に帰りたい!!
夢のいちゃいちゃリア充学校生活をエンジョイするんだい!!
《マスターは学校で学ぶことはないし、学ぼうともしないので、却下です。
下心しか見えません。」
くっ、俺の夢は潰えたか!!
「私、魔法学校いく!
私はミコトの助けになりたいから!」
《今なら魔法学校に通う資金も金蔓のスポンサーがいますから、安心してください。》
「おい、それは俺のことか?」
《リラなら一ヶ月も在れば大丈夫でしょう。》
「無視か!!!」
「一ヶ月かあ、それまで待ってくれる?」
「勿論だ!俺はまだ王都で革命を起こしてないしな。」
《前の村とは違って王都は広いので、まだ時間が掛かります。リラはしっかりと学んで来てください。》
「うん!わかった!!」
何とかこれで丸く収まったな!
めでたし、めでたし。
ん?何か忘れている気がする・・・。
あっ!!ヤバい!!
「リラ、まだこの話は終わってないぞ!」
「えっ!何!?話!?!?」
「俺たちはこれから魔女を制圧しなければならない!」
「えっ!魔女!?!?」
「ギルドに蔓延るギルド孃のトップに君臨する魔女・カリナさんだ!!」
「えぇぇぇぇぇ!何でカリナさんが魔女なの!?」
「ここに来る前にギルドに寄ったら、まるで人殺しの様な顔して、連れ戻してこいと凄い剣幕で怒鳴られた!」
「えぇぇぇぇぇ!私を連れ戻せって!?」
「ああ。取り敢えず、ギルドに行こう。ちゃんと事情を話そう。
でも、俺が転移者だと言うことはナイショだからね。」
「内緒なの?」
《余り、そういう事を言いふらすのは後々問題になる可能性があります。
下手したらマスターを利用する者が出てくるでしょう。》
「なるほど、わかった。取り敢えず、ギルドに行こう!」
ああ、面倒くさい。
会いたくない。
絶対に怒るもん。
どうやって制圧してやろうかな。
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