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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯18 決断

次の日、俺はマリアさん達に挨拶してから宿を出る。

マリアさんの宿も連日大盛況なので、スラム街の方々を雇って貰っている。


最初はヒビっていたが、スラム街の人達が悪い人ではないと分かると、マリアさんがこき使い始めた。

楽しそうにやってるから、まあいっか!


俺は宿を出て、ギルドに向かう。


リラに会う為だ。


あの後、俺はずっと考えた。

どの答えがリラにとって、一番いい答えなのか。

悩めば悩む程答えは出ない。


だから、リラに会いに来た。

二人でもう一度話会うために。


ギルトの中に入るとギルト嬢による壮絶なじゃんけん大会が行われていた。


『じゃーんけーん、ぽん!!!』


じゃんけんに勝ち、歓喜を上げる者、負けて膝から崩れ落ちる者。


これは一体何なんだ!?

そういえば、リラの姿が無い。

 

俺がリラを探してキョロキョロしてると、カリナさんが俺を見つけ、向かって来た。


「ミコトさん、ちょっと来てください!」 


腕を引っ張られ別室に連れて行かれる俺。


「ミコトさん、リラと何があったんですか!?」

「え!何がですか?」

「何がですかではありません!朝、リラがギルドに来て、本日付けで仕事を辞めたいと言ってきたんですよ!」

「えぇぇぇぇぇ!!!何か理由は言ってませんでした!?」

「わかりません・・・。心当たりはありませんか!?」


あるな。

昨日の一件だな。

俺の担当が嫌になる位、嫌われてしまったのか・・・?


「リラは何処に?」

「もう帰りました。

貴方から考え直すよう言ってください!

私はあの子が気に入ってるんです・・・。

私の後釜はあの子って決めているんです!!」


必死に懇願するカリナさん。


「リラを貴方の担当に決めたのは私です。

あの子は入ってきて、まだ一年ちょっとですが、とても才能に溢れている子でした。

家庭の事情があるにも関わらず、いつも笑顔で、泣き言一つ言わないあの子を、私はギルド嬢長にしようと教育をしてました・・・。

最後の課題として、新人の貴方をSランクまで成長させたら、嬢長として任命するつもりでした。」


リラはホントにカリナさんに可愛がられてたんだな。

わかるよ、カリナさん。


だって可愛いもの。


「あの子は今日、私に真っ直ぐな目で貴方の為に辞めると言ったんです。」


「え?」

リラが俺の為に??

何で!?


「これ以上、理由は言わなかったので、私には何も解りませんが、貴方と何かあったという事は解ります。

一体、何があったのですか?」


どうしよう。

言えない。

だってカリナさん、滅茶苦茶睨んでるもの。

親の敵かの様に。

超怖い。


「怒りませんか?」

「怒ります。」


えぇぇぇぇぇ、普通、怒らないから言いなさいとか言わない?

もう絶対に怒られるやつじゃん!! 

しかも、Riri絡みだから、下手なこと言えないじゃん。


うーん・・・


「わかりません!」

「は?」

「わかりません!!」

「何、巫山戯とんじゃぁぁぁワレェェェ!!いてまうぞぉぉ、ゴラァァァァ!!!」

「ぎゃぁぁぁぁ!!!カリナさんがブチギレて、ヤクザになってるぅぅぅぅ!!!!」


余りの恐怖に走って逃げてきた!


「はぁはぁはぁ、此処まで来れば大丈夫かな?」


それにしても、口調が変わるほど切れるとは・・・

ホントにリラは愛されてるんだな。


俺はリラの家に向かった。

「すいませーん、リラいますかぁ!?」

「あら、ミコトさん。リラはお仕事中ですよ?」 

すっごい高そうな服着たリラの母ちゃんが出てきた。

それどうしたの?

あ、俺が結納で上げたの売ったんですか。

今では大金持ち?

良かったですね!

では、失礼しますよ?

俺は忙しいので!

お茶も要りません。

では、え、茶菓子?

要らないです。

あっ作れって?

今度でいいですか? 

はい、近いうちにきますよ。


てゆーか、早く解放しろぉぉぉぉ!!!!!


王都を色々探したが、見つからないので一度、第2教会に帰る。

第2教会とはうちの結婚式場。

あの事件で教会は解放され、回復やお祈りは、第一教会で、挙式は第2教会でやることになっている。


俺が教会に着くと、使用人のカールが慌てて、こっちに来た。

カールとは元、スラム街のメンバー。

腕を病気で無くし、料理人の仕事が出来なくなり、やさぐれていた。

今では、料理長として、バリバリ働いている。


「やっと来てくれましたか!ミコト様!結構前から奥様がお待ちですよ!?」

「奥様?・・・リラか!?何処にいる!?」

「式場ですけど?」

「有難う!!」

 

俺は走って式場に行く。

式場の扉を開けるとリラが座っていた。


「リラ!!」


俺の声に反応して、振り向くリラ。

俺を見るなり、笑顔になる。


「ミコト、やっと来たね。」

「ギルドに行ったら、今日付けで辞めたって・・・!」

「うん。辞めちゃった。

もう働く意味ないからね!」

「な、なんで?」

「お父さんもお母さんも元気になったし、お金にも困ってないからね。」


そうか、リラが働いた理由は両親だったもんな。

でも、リラらしくない。

リラは中途半端に投げ出すような子ではない。


「でも、ホントの理由はね・・・、ミコトに着いていくって決めたから!!」


「え!?」


「あの後、ずっと考えたよ。

家に帰ってずっと考えた。

でも答えが出なかったの。」


それは俺も・・・



「ミコトと一緒に居たいってことしか!!」


「リラ・・・!」


「私が着いていったら、ミコトの邪魔になるかもしれない。

足手まといになるかもしれない。

だけど、私は貴方と一緒に居たい!

貴方と一緒に創造神様のお手伝いする!

もう決めたの!!

育ててくれた両親や可愛がってくれたかカリナさんには悪いけど、私は全てを捨ててもミコトと一緒に行くよ!!」


リラが俺に最高の笑顔を見せてくれた。

俺は何を悩んでたんだろう。

リラが危ない目に遭う?

俺が守ればいいじゃないか。

簡単な事だ。

その為に俺は強くなったんじゃないか。


俺はもう悩まない。 


「リラ!俺と一緒に世界を変えよう!!俺の傍にずっといてくれ!!」

「勿論!もう離れないから!!」


俺はリラを抱きしめた。

リラも俺の背中に手をまわす。


《やっと決断してくれましたか。まあ、貴女ならそう言うと思いましたよ。》

Ririが話し出す。

《まあ、マスターの妻として当然ですけどね。》

「Ririさんは私を試したんですよね?」

《はい。貴女がどのくらいマスターを想っているのか試させて貰いました。どうやら、本物の様ですね。》

「当然です!私はミコトの妻ですから!」

《ふふ、そうですね。しかし、マスター。このままのリラでは着いてきても、ただの足手まといです。》

言い方悪っ!

《なので、リラには強くなって貰わないといけません。》

「そういえば、リラのスキルってなんだ?」

「え、知らない。」

「え?」

「知らないよ?」

「えぇぇぇぇぇ!なんでぇぇ??」

「お金無くて調べられなかったの!」

あ、なるほど。

スキル調べるのもお金掛かるんだね。

《マスターが鑑定すればいいんじゃないんですか?》

あ、そうか。

最近使ってなかったから忘れてた。

早速、鑑定アプリを使ってみる。


いでよ!!スリーサイズ!!!

《スリーサイズは出ません。》

くそぉぉぉぉぉ!!!

「スリーサイズってなあに??」

《バスト、ウエスト、ヒップのサイズです。》

「・・・ミコトくん?」

Ririぃぃぃぃぃ!!!バラすんじゃねぇぇぇ!!

リラの後ろにサタンが降臨しそうじゃねえかぁぁぁぁ!!


《鑑定結果》

リラ(18)

人族

Lv5

体力 50/50

魔力 200/200

力  20

速さ 30

技術 15

運  100


スキル

????


チッ!やっぱりスリーサイズは見れないか!


なかなかのラッキーガールだね?

魔力と運が高いね?


てゆーか、????ってなにこれ??

F○でこんな技あったね? 


教えて!Ririちゃん!!


《リラのスキルはまだ覚醒していませんね。

覚醒するとスキルが表示されます。》


なるほど。

覚醒したら強そうだな。


でもどうしよう?

正直、クソ弱い。

レベル5しかなかった。

可愛い。

これがダイモンだったらな大笑いだったな。


「Riri、どうしよう?このままじゃ不味いよな?」


《とてもやばいです。

死にに行くようなものです。》


「ごめんね、弱くって。」

落ち込んで、体育座りしてるリリ。

「気にしないで!

これから強くなればいいから!!」

全力でサボートしますからぁぁ!!


《マスター、いい方法があります。》


え、あるの?




本日も沢山の方々に読んで頂けて嬉しい限りです。

これからも宜しくお願いします!

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