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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯10 二つ名の驚異

リラと結婚した。

ホントにしたんだよね?

え、婚姻届は要らないの?

あ、要らないんだ。

簡単なのね。


夜も遅くなったので、リラを家まで送ることにした。

「ミコト、送ってくれてありがとね。ミコトと結婚出来て、嬉しいよ・・・♡」

「俺もリラと結婚出来て嬉しいよ。」

「良かった・・・。」

「リラはホントに良かったの?俺と出会ってまだ10日くらいだけど・・・。」

「お父さんはお母さんと3日で結婚したし・・・。」

あ、血は争えないってことですね。

そうか、家に着いたら先ずは結婚のご挨拶をしなければ!

結納の品を渡して・・・


と考えてるうちに家に着いちゃった。

「もう着いちゃった・・・。もっと一緒に居たかったな。」

よし、もう持って帰ろう。

この可愛い天使。

「リラ、もう一周する?」

一緒に居たいのは俺もだったので提案してみる。

「でも、今日は一日忙しかったからミコト疲れてるでしょ?」

全然。

何も疲れてないよ。

あと100週は出来ますよ?

「今度、私の非番のとき、デートしよ?」

キャァァァァ!デートのお約束キターッ!

します!

絶対デートします!

毎日します!!

「喜んでぇい!!」

「ありがと♡その日は一日中一緒にいてね♡」 

います!

絶対います!

トイレにまで着いていきます!

・・・変態か!

「勿論!死んでも一緒にいます!」

「死んじゃいや。」

「僕は死にませぇぇぇぇん!!!貴女が好きだからぁぁぁぁ!!!」

「私も好きだよ♡」


リア充サイコぉぉぉぉぉぉ!!!!

今迄、滅びろとか言ってすいませぇぇぇぇん!!


俺とリラはご両親にご挨拶するために家に上がりこむ。


「お義父様、お義母様。私達は本日、結婚致しました。」

「「えぇぇぇぇぇぇ!」」

「つきましては、此方を結納の品として納めます。」

俺はアイテムボックスから

カイザーキングベアの毛皮

ワイルドビッグボアの毛皮と牙

ビッグホーンディアーの角

デーモンラビットの角と牙

を取り出す。

「どうぞお納めください。」

「「「ぎゃぁぁぁぁ!全部国宝級の素材ぃぃぃぃ!!」」」

リラまで驚いた。

「ミコト!これ全部で街出来ちゃうよ!」

「・・・つまりは足りないと?まだまだあるので是非お納めくださぁぁぁい!!」

「違うよ!多すぎなの!」

両親は気を失いそうになっている。

「お父さんとお母さんが要らないならリノ貰っちゃお!!」

「「ダメぇぇぇぇ!!リノには荷が重すぎぃぃぃ!!!!」」

何とか受け取って貰った。


「ミコトくん、うちのリラを貰ってくれて有難う。君ならリラも幸せになれるだろう。」

「これからも宜しくね、ミコトさん。」

「お兄ちゃん、また遊びに来てね♡」


皆に歓迎され、俺は嬉しかった。義理とはいえ、

こっちの世界で家族が出来た。

優しい両親に可愛い妹。

そして何より、天使過ぎる嫁、リラ。

こっちの世界に来て、本当に良かったんだと思う。

帰りに、リラがおやすみのチューをしてくれた。

危なく、その場でおやすみするところだった。


帰り道、俺は今後について考える。

ご両親の挨拶は終わった。

次はなんだ?

結婚といえば?

挙式か!

となると、教会か。

明日は教会に行って挙式の予約をしよう。

挙式に必要なもの?

結婚指輪も作らないと。

後はウエディングケーキ!

この世界で作れるのか?

生クリームとかあるの?

探さなければ!

後はウエディングドレス!

やはり天使なリラには純白のドレス!

ある意味一つのコスプレ。

これは本気で創りあげないとな。

あと必要なものは・・・


あれ、此処どこだ?

《此処は宿とは真逆の方向です。マスターが変な妄想をしている内に道を間違えました。》

変な妄想とはなんだ!

挙式について悩んでたんだぞ!

主にドレスのデザイン!

いい旦那じゃないか!!


にして、此処はなんだ?

王都だよな?

なんか初めて訪れた村の様にみえる。

ボロボロな納屋が立ち並び、王都とは思えない荒んだ空気。


そして、俺に絡む悪そうなやつ。

「おい、ガキ。独りで此処に来るとはいい度胸だな?」

《マスター、此処は王都のスラム街です。》

えぇぇぇ!異世界あるあるの一つ!

道に迷ってスラム街。そして絡まれる!

なんてベタな展開!!

「テメェ、聞いてんのか!?」

「うるせぇぇぇ!折角俺が幸せ気分で歩いてるとこ邪魔すんじゃねぇぇぇ!!」

「えぇぇぇ!!?いきなり逆ギレ!?」

はっ!しまった。理不尽に逆ギレしてしまった!

「すまない。つい逆ギレしちゃった。てへっ♪」

「てへっ♪じゃねぇぇぇ!舐めてんのかぁ?」

「俺は男を舐める趣味はない!」

リラなら・・・

駄目だ!天使を汚してはいけない!

「くそ、調子に乗りやがって!どうやら死にたいらしいな?」

「は?バカなの?俺新婚だし、死にたいわけ無いじゃん。」

「てめぇ!おい、お前ら!久しぶりの客だぞ!たっぷりと可愛がってやろうぜ!」

「へへへへ」

「久しぶりだなぁ。金目のもんあるのか?」

「随分優男じゃねぇか。こりゃあっという間だな。」

「・・・お前らがなァァァァ!!」

「サンダーレイン!」

「ぎゃぁぁぁぁ!!!!」

俺を襲おうとした輩たちが一斉に雷の雨に撃たれ気絶する。


雷、水魔法の複合魔法:サンダーレイン

 雷属性の雨を降らす。雷の威力、雨の範囲は調整可能。


「エリアハイヒール!」

襲ってきた輩達を回復させる。

威力は弱めたが、一応回復させる。

俺に人を殺す趣味はないからね。

《拷問の趣味はありますけどね。》

うるせぇ。そんな趣味もないわ。

あれはちょっとやり過ぎただけだ。

そう、ちょっとね♪


襲ってきた輩達は意識を戻すと全員土下座してきた。

「申し訳ございませんでしたぁぁぁぁ!!!貴方様があの拷問のミコト様とも知らず、無礼な態度をぉぉ!!!」

拷問のミコト?

誰それ?

「あの日、偶々ギルドに行ったやつに聞きました。ギルドに手足を切り落とし、雷で拷問するキサラギ ミコト、通称、拷問のミコトがいると!その者には絶対に逆らってはいけないと、このスラム街でも有名な話です!」


「・・・なんじゃ、その不名誉な二つ名はァァァ!!!ふざけんなぁぁぁ!!!」

「ひぃぃぃぃ!誰が付けたかは知りませんが俺たちはそう聞いたので・・・!」


誰だ!そんな名前付けやがったのは!

手足切り刻み、一生氷漬けの刑にしてやる!

《流石、拷問のミコト。考えることがエグいですね。》

ぐっ!何も言い返せない!

拷問のミコトかぁ・・・

もっとさぁ、

疾風のミコトとか

迅雷のミコトとかさぁ、

もっと中二病みたいな二つ名あるじゃん?

よりにも寄って、なんで1番エグそうな二つ名なの?

《実際エグかったですけどね。私もスマホながら引きました。》

くそぅ!半分はお前のせいだぞ!

皆に動画公開するから・・・!

《・・・・》

無視か!?


「処でアンタ達は何でこんなとこ住んでるんだ?」

「俺たちは職を失い住むとこが無いものや怪我等をして五体の何処かが無くなり、使い物にならない奴、親が居ない孤児等、王都から不要と呼ばれるハミ出し者達の集まりですぜ。」

「なるほどね。王都にはスラム街がある。あるあるだね。ちょっとけが人のとこ連れてってよ!」

「ま、まさか、トドメを刺しに行くんじゃないでしょうね!?」

「お前にトドメを刺してやろうか?」

「ひぃぃぃぃ!すいませぇぇぇん!!冗談ですぅぅぅ!!」

男について行くと怪我で動けない人達が固まって寝ている。

まるで、あの村に最初に訪れた時のように・・・。


「皆を集めて。俺が治してやる。」

「え!?あ、はい!」

俺の前に怪我人が集まる。

「パーフェクトヒール!」

怪我した人達が光り、それぞれ、怪我をした処や欠損した部分が完全に治る。


「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

「奇跡だぁぁぁぁぁぁ!!」

「これでまたやり直せる・・・!!!」

スラム街に歓喜と鳴き声が響き渡る!

「有難う!貴方は神だぁぁぁ!」

「誰だ!拷問のミコトとか呼んだやつはぁぁ!神じゃねえか!ゴッド・ミコトの降臨じゃぁぁぁぁぁ!!」

いや、ゴッド・ミコトも止めてください。

○ソップのパクリじゃねえか!


ゴッド・ミコトは色々と問題がありそうなので止めてもらった。


俺はスラム街の皆に炊き出しを行った。

おなかを空かせている子供達に何かしてあげたかったからだ。

甘やかすのは良くないが、何とかしないといけないと思ってしまった。

「うめえぇぇぇ!!」

涙を流しながら食べるスラムの人達。

「お兄ちゃん、有難う!僕、こんな美味しいもの初めてだよ!」

「喜んでくれて嬉しいよ。王都には怪我を治せるやつは居ないのか?」

「うん。教会にはいっぱい居るんだけど、凄い高いお布施をしないと治してくれないの。昔はほぼ無料だったみたいだけど、貴族の人が教会に関わるようになったら急にお金を取るようになったの。だから、僕たちみたいな人は絶対に治して貰えないんだ。」

「なるほど。」

「今日お兄ちゃんが来てくれて良かった!皆苦しんでたの辛かった。ここの人達は僕たちみたいな親が居ない子供達にも優しくしてくれるんだ!仲間だって!だから、怪我を治したいってずっと思ってた!ホントに有難う!!」

俺は子供の頭を撫でた。

・・・また貴族か・・・。


俺は一週間分の食料を代表の者に渡した。

決して、独り占めしないようにと念を押す。

一応やったらどうなるか、そこら辺の木を消し炭にして見本を見せた。

全員震え上がっていた。

此れなら大丈夫だろう。


俺はスラム街を後にし、やっとの事で宿に帰った。

沢山の方々に読んで頂き、大変恐縮で御座います。

これからも頑張りますので、どうぞ、宜しくお願いします。

今日はあと一本は更新したいと思います!

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