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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯9 勢いって大事だね。

「お待たせしてすいません!」

俺は俺はマリアさんと、息子夫婦に詫びる。

「はじめまして!息子のロイスと言います。この度はうちの宿屋の為に有難うございます。そして、こいつは妻のニーナです。」

「ニーナと申します。宜しくお願いします。」

二人はとても印象が良く、仲の良さそうな夫婦だった。

「はじめまして!キサラギ ミコトです。突然お呼びして申し訳ありません。」

「いえいえ、宿屋を復活させることが出来るかもと聞いて飛んで来ました!」

「ミコトは何処に行ってたんだい?」

「俺は南の森までこれをとって来ました!」

「こ、これはホワイトフルーツ!?何でこんな食えないもん採ってきたんだい?店を潰す気かい?」

「逆ですよ。これが有れば何処の宿屋にも定食屋にも負けない料理が作れますよ!」

「「「え?」」」


そう、このホワイトフルーツが宿屋復活の鍵になる。

先ずはホワイトフルーツの皮を剥く。

すると中に白い実が入っている。

これを擂粉木で粉々にすると・・・

あの魅惑の白い粉ができるのだ!


皆大好き!

小麦粉だ!!


覚○剤じゃないよ!?

クスリ、ダメ!ゼッタイ!!


「この粉をどうするんだい?」

「これでパスタを作ります!!」


「「「パスタ???」」」

この世界には小麦粉はない。勿論パスタなんてものは存在しない。

検索アプリで小麦粉を調べたらホワイトフルーツなる物がかわりになると有能な検索アプリさんが教えたくれた。

これなら他にはない、宿屋マリアージュの看板メニューになる筈!

ちなみにマリアージュとはマリアさんの宿屋の名前。

旦那さんが名付けたらしい。

マリアさんにベタ惚れだったみたいだな。


小麦粉に卵と塩を入れて、捏ねる、捏ねる。

生地が出来たら寝かす。とにかく、寝かす。

寝かしたら生地を延ばす。とてつもなく延ばす。

延ばした生地を折りたたみ細く切る。更に切る。


よし、生パスタの完成だ!

「これで完成かい?」

「まだです。これからが本番ですよ!」

今回はミートソースを作るのだ!

え、今持ってる調味料じゃ足りないんじゃないのって?

ふふふ、実は手に入れてありますよ!

ケチャップ&ソース!!

村に居たときに偶々、見つけたレッドフルーツとブラウンフルーツ!何方も水に漬けておくとあった言う間に完成するお手軽美味しい有能フルーツ!

勿論、村の人達に教えてあります。前回は完成が間に合わなかったので、売らなかったが次のバザーでは売り出す予定だ!

え、話の都合に合わせて良いように後付けしやがってって?

そんなこと無いですよ?

作者が書き忘れただけですよ?

申し訳ありません。


と言う事で

材料も揃った事でミートソース作ります!

作り方はクック○ッドに載ってるよ!

参考にしてね!

と言う事でミートソース完成!

決して語るのが大変って訳じゃないからね!


「ソースはこれで完成です。さあ、麺を茹でていきましょう。」

「「「茹でる?」」」

「さっき作った麺を茹でると・・・ほら、こんなふうに麺が完成です。これにさっきのソースをかけて完成!ミートソースパスタです!!」


「「「おおー!美味しそう!!!」」」


それでは、実食!!!


「ぎゃぁぁぁぁ!美味しいィィィ!なんだ!?この食感は!?」

「こんな不思議で美味しい食べ物があるなんて・・・!?!?」

「凄いよ、ミコト!此れならお客が飛びついてくるよ!!」

「パスタはミートソースだけではなく色々ソースをアレンジすれば色んな味のパスタが食べられます。これをメインに他にも教えますので、一週間、兎に角料理を覚えましょう!」

「「「分かりました、料理長!!」」」

マリアさんまで料理長だなんて・・・


照れる。


この一週間、塩、胡椒、醤油、砂糖、ケチャップ、ソースで作れる料理を叩き込む。

砂糖は村の人にもまだ教えてないので、俺が定期的に売ってあげる約束をした。

ハードフルーツは硬い実の為、作るのが難しい。

こればっかりはしょうがない。

塩、胡椒、醤油はバザーで売られるまで、おれのを分けてあげた。


あっという間に一週間たった。

そういえば、最近全然リラに会っていない!

まさか嫌われてないだろうか!?

もう店のリニューアルとかどうでも良くない?

リラの方が大事じゃない??

会いに行っていい?

え、ダメ?

もう俺いなくても大丈夫でしょ?

あれ、マリアさん、何で俺に縄をつけてるの?

え、逃げないため?

逃げないよ?ちょっとデートするだけだよ?

ちょ、3人で店の中に引きづらないでぇぇぇぇ!

リラぁぁぁぁぁぁ!!!


と言う事で宿屋マリアージュ、リニューアルオープンでーす!!

オープンして数分後、常連のお客さんが来る。

「マリアさん、久しぶり!急に宿屋閉めるからびっくりしたよ!新しくメニュー変えたのか!」

「あら、いらっしゃい!良かったら食べていきなよ!後悔させないよ!」

「じゃあ、マリアさんのお勧めで!」

「はいよ!ミートソースパスタ1丁!」


ちょっとしてから男の前にミートソースパスタがでてくる。

「なんだこれ、マリアさん!初めてみる料理だな!?」

「いいから黙って食ってみな!」

男は恐る恐る食べてみる。


「う、うまぁァァァァい!!!!なんじゃ、こりゃァァァ!!!」

止まること無く食べ進める男。

食べ方汚い。

もっとパスタはお上品に食べるもんだぞ!


男の声が聞こえたのか、ぞろぞろとお店に入ってくるお客さん。

次々と注文を頼むので、店内は大忙し!

途中で大天使リラがお店を手伝いに来てくれた。

偶々今日は非番だったらしい。

久しぶりに見たリラは最強だった。

お手伝いの為にエプロンを付けているリラを最早、最強の向こう側にいる。

メイド服を着てもらおうと心に誓った。


大盛況の中、お店は終了した。料理が美味しいと言うことで、泊まってくれる人も居て、あっという間に満室となった。


「お疲れ様〜!!!」


「ミコト、あんたのお陰で過去最高の売上になったよ!本当に有難うよ!!」

「いえ、皆が頑張ったからですよ!俺はただ、料理を運んだだけです。」

あとはエプロン姿のリラを画像保存したり、脳裏に焼き付けたり、メイド服姿のリラを想像してたくらいですよ。

「リラちゃんもありがとね、折角の休みだったのにねぇ。」

「いえ、良いんです!マリアさんにはお世話になってるし、それに・・・ミコトと一緒にお仕事出来たので・・・♡」

ぎゃぁぁぁぁ!!!!何この天使ぃぃぃ!!!!

可愛すぎるんですけどぉぉぉぉぉぉ!!!

抱きしめていいですかぁぁぁ!!!

「あら、お熱いことで何よりだよ!早く結婚しないと他の女に取られちまうよ!?」

「他の・・・女・・・はっ!りりさん!」

ぎゃぁぁぁぁ!!!何言ってんだぁぁぁぁぁ!!!

おばはぁぁぁぁんんん!!!!折角誤魔化せたのにぃぃぃ!!!恩を仇で返すんじゃねぇぇぇぇぇ!!!

「リラ、大丈夫!リラだけだから!今すぐ結婚しますから!」

「今すぐ・・・結婚・・・!?」

顔を真っ赤にして恥ずかしがるリラ。

よし、何とか誤魔化した!リラはとても天使だが、こーゆーことは意外とちょろいので助かるぜ!

ん、あれ、俺今、何て言った?

「あらあら、今すぐ結婚ですか?解りました。それでは、ここで今から二人は夫婦ですね。では、私達の前で誓いの口づけをどうぞ!」

「「えぇぇぇ!!!」」

「だって今すぐするのでしょう?リラちゃんも嫌がってないし、さぁ!誓いの口づけを!!さぁ!!」

ひぃぃぃぃ!ニーナさんがいつもよりテンション高い!さてはこーゆーの大好物だな!?

「ほら、アンタも男だろ!?ぶちゅっとやっちゃいな!」

くっ!嫁姑でタックを組んで来やがった!

「ミコト・・・」

目を閉じて待ち構えるリラ。

Riri!写真だ!連射だ!俺はこの画像を一生の宝として永久保存する!!

《いいから早く口づけしてください、ヘタレ。》

くっ!皆俺を馬鹿にしやがって!

ロイスさんは何故、自分は空気です的なオーラだしてんの?

あ、嫁と母ちゃんに逆らえないのね!

そうですか。

リラが待っている。

解ったよ!覚悟を決めるよ!

俺はリラに口づけをした。

とても柔らかく、甘い唇だった・・・。



念願のキスがこんな形になるとは・・・

嬉しいのか、切ないのか・・・

取り敢えず、言わせて。



チーム・マリアージュの皆さん!

後押しありがとぉぉぉぉぉぉ!!


なんか、勢いで俺はリラと結婚した。




今回もお読み頂いて有難うございます。

色々、後付けみたいな形になってすいません。

本気で忘れていました。

気をつけます。

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