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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯7 裏切りの肉娘?

ロールス伯爵の一件が無事に終了した。

俺がRiriに唆されて見せた動画のせいで誰も俺に近寄ってこない。

リラも俺が油断して呼んだRiriの名前を聞いてきたが、咄嗟のことで上手い言い訳が出来ない俺に怒ってどっか行ってしまった。


Riri〜、テメェ、俺に何か恨みがあるのか!?

《折角、私が理性を失わないよう注意したのに無視したマスターにお仕置きをしたまでです。リラさんに関してはマスターの自爆です。・・・ざまあみろ。》

くそぅぅぅ!!何も言い返せねぇ!!

いいや、今日は一人で居よう。

ギルドを出て王都の町並みを歩く。

なんだろう、昨日はあんなに素敵に見えた町並みが今日は荒んで見える・・・。

これがボッチなのか・・・

前の世界では一人でも大丈夫だったはず。

この異世界に来てからは最初以外は誰かしら側にいた。

いつの間にかそれが当たり前になっていたのかもしれない。

なんか強くなったのに弱くなった気がする。

何だだろう・・・。

今日は宿でも探して寝よう。

それしか無いな。

「あ、ミコトさん!」

ん、誰だ?このボッチに話しかける勇気のある者は。

「王都にいたんですか?居ると知っていたらご挨拶に向かったのに!」

サーラだった。

ロックス精肉店の娘、サーラ。

バザーの時にお世話になった肉大好き娘だ。

「おう、サーラか久しぶりだな。」

「一昨日あったばかりじゃないですか!」

そうか、まだ王都に来てから2日しか経ってないのか。

「なんか元気ないですね?どうしたんですか?」

「いや、ちょっとね。サーラは何してるんだ?」

「お店の買い出しです!ミコトさん独りですか?」

うっ!そうだよ、独りだよ。ボッチだよ。

笑えよ、サーラ。

「良かったら買い出し手伝ってくださいよー!」

え、喜んでぇ!!

俺はサーラの買い出しを手伝うことにした。

サーラが買うものは重そうなものばかりなので、アイテムボックスに入れてあげる。

「ミコトさんのお陰で助かりましたー!バザーの時といい、助けてもらってばっかりですね!」

「お役に立てたなら嬉しいよ。」

「バザーといえば、あの時貰ったお肉、ホントに美味しかった!あの肉を売るか食べるかで家族会議が勃発したんだけど、結局食べることにしたんだよ!食べて正解!あんな美味しい肉生まれて初めて食べたよ!」

「喜んでもらえて良かったよ。こっちもあの時はサーラのお陰で助かったからね。また、欲しかったらあげるからね!」

「ホントに!?きゃー、有難う!やっぱりミコトさんと結婚したいなぁ!!」

でた!肉目当て婚!!その手には乗らないぜ!

「ミコト、その人がリリさんですか?結婚するんですか?」

そ、その声は!?

振り返るとそこにリラがいる。

ぎゃぁぁぁぁ!我がプリティエンジェル!リラちゃぁぁぁん!!

何、この最悪なタイミング!

このベタすぎるタイミング!!

完全に終わったよ?

大○田部長来ちゃうよ?

今流行のあの言葉言われちゃうよ?

「ミコト、その人がリリさんなの?結婚するって本当?」

「ち、ちがうよ、リラ。この子はサーラといってロックス精肉店の娘さんだよ!バザーの時にお世話になったんだ!」

「サーラさん?リリさんの他にもいるんですか?」

えぇぇぇぇぇ!更なる疑いですかぁぁぁ!?

「リラさんで良かったですか?先程のご紹介通り、サーラです。まさか、ミコトさんの彼女ですか??」

「え、わ、私はまだ彼女では・・・」

「あはは!まだって何れは彼女になるんですね!いいなあ!ミコトさんの彼女になったら、お肉食べ放題なのになあ!」

「え?お肉??」

ほら、サーラはやっぱり肉目当てだ!

「うん、私お肉に目が無くて!ミコトさん、アイテムボックスに美味しいお肉沢山持ってるから結婚したら食べ放題じゃないですか!だから、リラさんが羨ましいな!」

もう清々しいくらいはっきり言うな!

これは金目当てで結婚する女と一緒なのか?

肉目当て・・・やっぱりマヌケだな。

「良かった・・・私はてっきり・・・」

「彼氏が浮気したと思った?」

「か、彼氏だなんて、私はまだ・・・」

「あはは!大丈夫だよ!ミコトさんはそんな人じゃないよ!取り敢えず、私の店行こう?まだ買い出し中だし!」

ロックス精肉店に3人できた。

両手に花状態で本当は幸せなのだが、リラとはまだ気まずい。


お店で買い出しの品を置く。ついでに熊肉を50キロくらい渡したらサーラの両親に土下座された。

なんか、土下座久しぶりな気がする。

ついでに塩と胡椒と醤油もあげた。

余りあげすぎると、村に影響が出そうなので1キロくらいづつ。

土下座から五体投地に変化した。

サーラも五体投地していた。

余程嬉しかったみたいだ。


買い出しも終わり、3人でお茶することになった。

「それで、ミコトさん、リリって誰かしら?」

ぐっ、サーラ、お前は味方だと思ったのに!

裏切り者めぇぇぇ!!

これはお茶会ではない。

事情聴取だ!

「ミコト、リリって誰?正直に答えて?」

「・・・ごめん、言えない。」

「どうして?」

「・・・」

《黙ってないで何とか言ったらどうなの!?》

Riri!てめぇぇぇぇ!!!!

この状況楽しんでやがるなァァァァ!!!


《とても楽しいです。》


創造神さまぁぁぁぁ!!

これ壊していいですかぁぁぁぁ!!

新しくて優しいスマホくださぁぁぁぁい!!!!


「ミコトさん、りりって人、リラさんより大事なの?」

「違うよ!リラのことが1番大好きだ!あっ!」

「大好き・・・ホントに?」

「え、あ、はい。本当です。昨日あったばかりだけど、俺はリラのこと大好きだよ。」

「私も・・・私もミコトのことが好き!出会ったときはただ、この人を頑張ってこの人をサポートしようと思っただけだったけど、私のポイントを集めようとギルドマスターを倒したり、両親を助けてくれたり、美味しい料理を作ってくれたり、貴族から私を助けてくれた。全部私の為だって笑って言ってくれた。こんな私に此処までしてくれたミコトを、まだ会ったばかりだけど・・・私は貴方のことが大好きです!!」


もう死んでもいいかな?

こんな天使が俺のこと大好きだって。

此処は天国なのかな?

え、俺死んだの?

だって俺の目の前には俺専属の天使いますよ?

でも、これだけは言わせて。


異世界来て良かったァァァァァ!!!

創造神様ぁぁぁぁぁ!!!

有難ぉぉぉぉぉぉ!!!!!


「リラさん、やっと言えたね!」

まさか、サーラ!

これを言わせる為にわざと!?

裏切り者っていってごめんなさァァァい!

「ミコトさん・・・このお返しはお肉でいいからね・・・」

俺に耳打ちしてきたサーラ。

てめぇぇ、ホントはこれが狙いだったのかァァァ!!!

後でお肉熊一頭分お届けしまぁぁぁぁす!!(約300キロ)


「じゃあ私はお店に戻るね!後は若いお二人で!」

サーラはホクホク顔で帰っていった。


「ミコト、ごめんね。実は私、嫉妬しちゃって。ミコトが他の人に取られたくなくて。嫌な女でしょ?」

「え、リラはホントはおバカなの?リラが嫌な女なら世界中の女性は極悪人だよ?」

「あはは、ミコトはホント面白いね。」

はい、リア充ぅぅぅぅ!

俺、リア充ぅぅぅぅ!!!

「ミコト、今日は何処に泊まるの?」

「え、今日はどこか宿を探そうかと。」

「じゃあ、私のお勧めの宿、一緒に・・・行く?」

「喜んでぇぇぇいいい!!!」


前回と違って今日はもう公式のカップル!

カップルで宿といったらもうやることは一つしかないよね?

宿屋の主人に「昨晩はお楽しみでしたね」って言われちゃうやつだよね?


母さん・・・元気ですか?俺、今日・・・漢になります!!!


「ミコト、ここだよ!私が小さい頃からお世話になってる人が経営してるの!」 

その宿屋は如何にもアットホームって感じの宿。

高級感はないが前の世界の民宿って感じで、俺は好きだな。


早速宿に入る二人。

「いらっしゃいませー!」

元気になおばちゃんが接客している。

どうやら女将らしい。

「あら、リラちゃん、いらっしゃい。どうしたの?横にいるのは彼氏かしら?」

「・・・はい。私の大好きな人です。」

「まぁ!リラちゃんも大きくなったのね!もう彼氏なんて連れてきて!まさか、お二人でご利用かしら?うふふ」

二人でお世話になりまぁぁぁす!

「違いますよぉ!ミコトさんが宿探してるって言ったので、マリアさんの宿に連れてきたんですよ!私は家に帰りますよ。」

えぇぇぇぇぇ!帰っちゃうのぉぉぉぉぉ!!!

はい、テンション下がりました。

そうですよね。

これが何時ものお決まりですよね。

皆も気づいてたよね。

うん、何となくこうなる予感してた。


「では、私はこれで!また、明日ね、ミコト♡」

ホッペにキスして立ち去るリラ。

悲しいけど、嬉しい!!

「で、アンタはなんて名前なんだい?」

女将のマリアさんが俺に聞いてきた。

「あ、はい、すいません。俺はキサラギ ミコトです。今日からお世話になります。」

「私はマリア。宜しくね。しかし、リラちゃんに彼氏かぁ。大きくなったものねぇ。リオルとザラも元気になったし、やっとあの子にも幸せが訪れたのね!知ってると思うけど、あのこの両親は病気だったんだよ!」

「知ってますよ!治したの俺ですから。」

「え、そうなのかい!?アンタ、教会の者なのかい?」

「ん?教会?違いますけど?」

「回復魔法使えるんだろ?てっきり教会の人間かと思ったよ。」

「回復魔法は教会の人しか使えないんですか?」

「そうなのよ、しかも、回復してもらうのも料金が高いの!どっかの貴族が斡旋してるみたいなの。普通の人には払えないくらいの料金だから怪我も出来ないよ。でも、ちょうど良かった!ちょっと助けて欲しい人いるんだけど、いいかい?」

「別にいいですよ?」

「悪いねえ。サービスするからさぁ。」


マリアさんと宿屋をでて、隣の家に行く。

そこには大怪我をした男の人がベッドに横になっている。

「ベル!旦那の怪我はどうだい?」

「マリアさん!薬は飲んでるのだけど全然良くならないのよ。」

「今日はいいニュースを持ってきたよ!この人!回復魔法使えるんだよ!」

「ホントですか!?お願いします!、どうか旦那を助けてください!!お願いします!!!」

「解りました。この怪我ならすぐ治りますよ!」

「エクスヒール!!」

俺が唱えると旦那さんの傷はすっかり治った!

「アナタ!もう大丈夫よ!」

「俺の傷が治った!有難う!君は神様か何かか?有難う!!」

「ありがとうございます!!お布施はおいくらですか?」

「お布施?要らないですよ?そんなの。お金困ってないし。それより怪我をしてたから、生活も大変だったでしょ?これ売って生活費の足しにしてください。」

そう言って俺は兎の牙を渡す。

「これをサラビノ商会で売ればいい金になりますよ。キサラギミコトから渡されたって言ってください。ぼったくったら、わかってるよなとお伝えください。」

「いいんですか、治して貰って更にこんな高価そうなものまで!?」

「気にしないでください!では、これで!」


「アンタいいとこあるね。気に入ったよ!いつまでもここに居ていいよ!」


何故か滅茶苦茶気に入られた。


取り敢えず、王都では此処を拠点にしよう。



沢山の方々に読んで頂きありがとうございます!


これからも頑張りますので宜しくお願いします!

明日は用事で午前中は書けそうもないので、夕方迄には更新できたらいいなぁと思ってます。

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