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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第2章 ♯1 そうだ、王都に行こう

第2章、始まります。

王都。

そこは人間界の王が君臨する王城の付近のとてつもなく広い街。 

王都には貴族、兵士、商人、平民、奴隷と異世界モノの定番、人間格付けが存在する。

勿論、貴族が1番偉い。こんなのは何処行っても当たり前で、爵位等はあるが。大抵の貴族はふんぞり返っている。

次に兵士。

主に騎士団等に所属してる者になる。

前の世界で言う警察と自衛隊が合体したもので戦うお巡りさんって感じの人達。

功績によっては貴族にランクアップする者もいる。

次に商人。

主に商売をしているものだか、商人の中にも格差はある。

アスラの様な見習いやサーラのように商人の子供、小さな商店は平民と同じような扱いで、かつてのイールワ商会の様な貴族が商売をしてる所や大商会の様な所は商人の中でも格上となる。

続いて平民。

先程も言ったように小さな商店やっているものや上記以外の仕事をしているものにあたる。

そして、奴隷・・・

主に犯罪奴隷、借金奴隷があり、奴隷商会で売られている。

男は労働や物好きな男性に、女は性奴隷が主である。

王都の身分の格差は酷い。

命の重さなんて、金より価値のないものになっている。

王都なんて、一見華やかで憧れを抱く場所というイメージだが、実際は人間界の地獄である。


ミコトは村を出て、ロードバイクに乗り、次の目的地に向かう。

《マスター、次の目的地はホントに王都でいいんですか?》

「あぁ!次は王都で革命を起こすよ。まあ、いきなり大きいものは無理だけど、小さなものからコツコツね!」


俺が次の目的地を王都に決めたのは、あのクソ貴族の一件である。

やはり、異世界あるあるの一つ、貴族が偉そう!がこの異世界にも発動している。

そーゆーの無くしたい。面倒臭いから。

先ずは王都に行って小さなことから始めようとおもってる。ギルドにも憧れる。若い女の子といちゃいちゃしたい。特に若い女の子といちゃいちゃしたい。


《不純な動機が全面に溢れてますね、エロマスター。》

失礼な!エロはまだマスターしてない!

《不純なのは認めてるんですね。》

男の子だからしょうがない!


ロードバイクで走っていると森が見えて来た。

村から王都迄の道には森が存在する。

昨日も通った。

モンスターなんて居ないので退屈な森だ。

森に入って少し進むと人だかりが出来てる。

ロードバイクをアイテムボックスに隠し、様子をみる。


何か揉めている。

というか、襲われそうになっているのかな?

屈強な男たちが一つの馬車をとうせんぼしてる状態。

馬車の前には兵士の人達が屈強な男達と口論になっている。

あれは山賊か?いや、森の中だから、森賊か。

なんか森賊って響き、弱そうだな。

そんなこと思って見てると森賊が兵士に切りかかった!

次々とやられる兵士達。

死んではないが、重症だ!


森賊が馬車の扉に手をかける。

しかし、それ以上は何も出来なかった。

地獄ヘル拘束具リストレイント

「ぐ、何だこの魔法は!」

「ぐぁぁぁ!身体が締め付けられる!」

「だ、誰だ!」

俺は森賊の前に現れる。

「あんたら、この馬車の中に何の用だ?」

「お前には関係ない・・・!早く・・・離せ・・・、ぐぁぁぁ!」

「馬車の中、襲うつもりだろ?させないよ?」

「ショックレイン!」

「うっ!」

森賊は次々と倒れる。

森賊が全員気絶したので拘束を解く。

先ずは回復が先だな。

「エリアハイヒール!」

周りで倒れている兵士達の傷が回復する!



「大丈夫ですか?」

「き、君が助けてくれたのか・・・!?」

「そんなことより、早くあいつらを!気絶してるので!」

「あ、ああ!」

兵士達が森賊を縛りあげる。

「有難う、君は何者だ?」

「ただの流浪人ですよ、それでは!」

俺は兵士達の前から立ち去る。

「あ、ちょっと君!・・・行ってしまった・・・!はっ!王様!姫様!ご無事ですか!?」

「私達は無事だ。傷一つない。さっきの青年は一体何者だ?」

「いえ、わかりません。ただのるろうにと行っておりました。引き止めて礼を言いたかったのですが、すごい速さで居なくなりました。」

「そうか、他の者は無事か?」

「はい、先程の青年が回復魔法を唱えてくれたので全員無傷です。これほどの回復魔法、王都でも使える人間は教祖だけですよ!」

「多分だが、あの青年も王都に向かっている。王都に着き次第、あの青年を探せ。」

「はっ!必ずや探し出します。」



「・・・あの青年、使えるかもしれぬ。」

(ただのるろうにさん・・・素敵♡)

恋焦がれる姫がいたことをミコトは知らない。


一方、そのミコトは王都に向かって進んでいた。

《マスター、いいんですか?あの兵士、まだ何か言ってましたよ?お礼でも貰えたかも知れませんよ?》

「いいんだよ!どうせ、あの中には商人でも乗ってたんだろ?前みたいにクソ貴族商人だったら面倒臭いだろ?」

《確かにそれは厄介ですね。》

「だろ?ほら、もうすぐ王都だ!」

目の前には王都が見える。

俺はロードバイクをアイテムボックスに入れ、歩いて門を潜る・・・


「ちょっと待て!」


潜れなかった。

「俺?」

「そうだ、お前だ。通行証は?」

「通行証?」

「なんだ。持ってないのか。じゃあ、通行料1000ダリルだ。」

金取るとか、テーマパークか!

まあお決まりたな。

ちなみに1ダリル=1円だ!

取り敢えず払うか。

あ、俺、お金なかった!

「兵士さん、どうしましょう!俺、金持ってない!」

「はぁ?金持ってなくて今迄どうやって生きてきたんだよ!?」

「モンスター倒して食べてました。」

「見た目によらず、ワイルドだな。じゃあ、モンスター倒した素材とかはないのか?1000ダリルになりそうなやつ。1000ダリル超えた分は換金手数料として貰っちゃうが、ナイショで通してやるよ!」

良い奴なのか悪い奴なのかわからん。

まあ、それで入れるならいいか。

「これで大丈夫ですか?」

俺はデーモンラビットの角を出す。

「こ、これは・・・!!、お前、ちょっと詰め所に来い!早く!」

急かされるように俺は連れて行かれる。 なんか、悪い事したかな?


詰め所に押し込められ、二人きりになる。

「おい、この角はデーモンラビットの角だよな!?」

「はい、そうですが、何かマズかったですか!?」

「ちげーよ!逆だよ!こんな良いもん貰っていいのか!?換金したら俺の給料の何年分だよ!?これ、何処で手に入れたんだ!?」

「普通に倒して手に入れましたけど?」

「はぁぁ?デーモンラビットって言ったらBランクのモンスターだぞ?お前に倒せるかよ!」

疑われてるな。

しょうがない、これで証拠になるかな?

「ホントですよ、ほら、お肉もあるでしょ?」

「ぎゃぁぁぁぁ!デーモンラビットの肉!!貴族のお偉いさんしか食えない肉が目の前に!?!?」

そうなの?俺は森で、一週間に5回は食ってたけどな。

「やっぱり駄目ですか?」

「うーん、お前にお願いがある。この角と肉を譲ってくれないか?勿論、門は通す。実はもうすぐ娘の誕生日なんだ、美味いもの食わせてやりたいんだ。嫁は二人目を身籠っている。正直、金も欲しい。厚かましいお願いだとはわかっているが頼む。」

頭を下げる兵士。

此処まで白状されると断り難いな(笑)

逆に清々しい。

「兵士さんは3人家族ですか?」

「え?あ、あぁそうだが?」

俺は更に兔肉を出す。

「はい、家族分。俺からの誕生日プレゼント。この羽もあげる。」

前にサラビノにあげた羽根だ。全部渡したつもりが俺の家に落ちていた。きっと袋に詰めた時落としたんだろう。

「えぇぇぇぇぇ!いいのか!?貴重な肉だぞ!しかも、この羽!ヘルイーグルの羽じゃねえか!サラビノ商会で売っていたがとんでも無い金額だぞ!?」

この羽、高いんだ?でも、要らないからいいや。

「その羽、サラビノさんにあげたの俺ですから。

肉もまだまだいっぱいあるし、娘さんの誕生日だし、奥さんにも元気な赤ちゃん産んでほしいじゃないですからね。」

「え、まだいっぱいあるの?お前何者?え、ホントはくそ強いの?敬語使ったほうがいい?」

兵士は混乱した!って感じだな(笑)

「まあ、強い方ですね。敬語は要らないです。これをあげる代わりにもう一つお願い聞いてくれますか?」

「お願い?なんだ?」

「これからも俺と仲良くしてください。俺、旅人なんで、知り合い少ないんですよ。」 

「なんだ、そんなことか!当たり前だろ!妻と娘にこんなに良くしてくれるやつだ!もう俺たちは仲間だ!王都もお前は顔パスだよ!俺が許す!」

よし、作戦成功だ!

こーゆー人は仲良くしておいた方が何かと得をするからな。


詰め所を出て門の前に行く。

「そういえば、お前なんて名前だ?」

「俺はキサラギミコトです。兵士さんは?」

「俺はダイモンだ!これから仲良くしような、相棒!」

仲間から相棒に、レベルアップだ!!

名前が大門だから、門番やってるのかな?

「はい、有難うございます!」

「こちらこそ、ありがとな!!娘にとって最高の誕生日になりそうだ!」

「じゃあ、娘さんに宜しく」

「おう、またな!」


兔をタカられたが、やっと通れた。

先ずは何処にいこうかな?


ダイモンは、がめついですが、基本いい人です。

娘を溺愛し、奥さんの尻に敷かれてます。

実はサーラのお父さんの親友です。


この先、ダイモンの娘を出せたら出したいと思います。


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