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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第1章 ♯18 そして、神になる

村に着いた!


俺はロードバイクをアイテムボックスにしまい、村に入る。

アイテムボックスは最強の防犯グッズだ!


村は何だか、空気がどんよりしている。

荒れた田んぼ、崩れそうな家々。

村の中を進むと一人の男に呼び止められた。


「お前、何者だ?この村に何の用だ?」

その男は窶れていた。

食べるもの無いのか?

「俺はキサラギミコトです。ただの冒険者ですよ。偶偶近くを通りかかったので寄ったんです。

この村は何でこんなに荒れてるんですか?」

「それはワシが話そう。」

男の後ろから如何にも最長老みたいお爺さんが現れる。

「始めましてじゃ。ワシはこの村の村長しとる。

この村はつい最近、モンスターに、襲われての。

ここ、3ヶ月以上、雨も振らず、田んぼも駄目になってしまった。

モンスターに家畜も襲われ全滅じゃ。もうこの村はおしまいじゃ・・・。」

道理で荒れ果ててるわけだ。

「やり直すことは出来ないのですか!?」

「この前のモンスター騒動でこの村の若い衆がやられた。皆大怪我で動けなくなった。運良く俺は軽傷だったが、食べるものも底を尽きた。やり直すことは難しい。」

最初に話して来た男だ。

「怪我人がいるのですか?」

「ああ、奥の小屋で皆寝ている。皆重症でいつ死んでもおかしくない状態だ。薬も底を尽きそうなんだ···」

「その小屋に案内してください!早く!!」

俺は急いで小屋に向かう。

小屋の中に入ると正に地獄絵図だった・・・

腕の骨を折られた人

足が片方しかない人

深い爪痕がある人

沢山の重症者が寝ていた。


「これは酷いな!直ぐ治す!!」

「え、治せる・・・のか!?」

「任せてください!!」


「パーフェクトヒール!!!」

小屋にいる重症者がみるみる回復してゆく・・・!


「き、奇跡だ!!!」

腕や足がない者も完全に回復する。

傷一つない。

「うおぉぉぉ!!!治ったぁぁぁ!!!」

村の人達は歓喜を上げた。

肩を組んで喜ぶ者

涙を流す者

抱き合うカップル・・・


カップルは治すんじゃなかった・・・

クソリア充が・・・


「有難う!有難う!君はこの村の命の恩人だ!!本当に有難う!!!」


皆の笑顔が見られたから良かったね!


「うおぉぉぉ!!聖者様じゃぁぁぁぁ!!!」

「ぎゃァァァ!びっくりしたぁー!」

「今宵は聖者様の歓迎の宴じゃァァァ!!!」

この爺さん超元気だな。


「申し訳御座いません、聖者様ぁぁぁ!宴をしようと思いましたが、この村には食料がないのじゃぁぁぁ!」

「あ、食料なら有りますよ?」

「へ?」

俺はアイテムボックスから大量の肉と魚を出す。

在庫はまだまだ溢れるほどあるから大丈夫!


「「「ぎゃぁぁぁ!アイテムボックスぅぅう!!しかも、食料いっぱぁぁぁい!!」」」

「今日はこれでパーティーだ!!」

「はて、ぱーちーとはなんで御座いましょう?」

「宴ですよ!俺が美味しいものご馳走しますよ!!」

「聖者様ァァァァァァ!!!!」

村人全員、俺に五体投地だ。

俺は色々な調味料を使って料理をする。

美味しそうな匂いに村人全員、涎を垂らしてらっしゃる。


「さあ、召し上がれ!!」


「「「「超絶うめぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」」

皆、涙を流しながら食べている。

そんなにお腹空いてたのかな? 

宴は夜遅くまで続いた。


翌朝、村を案内された。

荒れ果てた田んぼでは米を作っていたらしい。

滅茶苦茶にされ、全滅だ。


ん、米?


「この世界に米あるんですか!?」

「何をお戯れを。米なんてどこにでもあるますぞ。」

キターッ!!!

森ではおかずばっかりだったから米が欲しかった!!

この世界には米がある!

絶対ゲットだ!!

「しかし、最近は雨が全然降らないのでこの有様ですじゃ・・・」

「水ならありますよ?」

「へ?」

「ウォーター!」

俺は大量の水を田んぼに流す。

「またもや奇跡じゃぁぁぁぁぁ!!!」

「ぎゃぁぁぁ!いきなり叫ばないでェェェ!」

村の人達が田んぼの水を観てバンザイ三唱する。

「有難う御座います!神様ぁぁぁぁぁ!!!」

あ、俺、聖者から神に神化した。


「この村には他に何か育ててないんですか?」

「育ててるわけじゃないのじゃが、この村の木には実が成るのじゃが、これが食べられないものばかりで困っておるのですじゃ。」

俺は木を見せてもらう。


あれ、見たことある実だ。

凄い見たことある。

「シオコショウの実と醤油の実じゃん!!!」

「違いますぞ、これはデビルフルーツとブラックフルーツですぞ。何方も食べるには勇気がいるものですぞ!」

知ってる。体験した。2度と食べない。

「村長さん、昨日食べた料理美味しかったですか?」

「どうしたんですじゃ?いきなり。神様が作ってくださった料理は今迄食べたことないものばかりで村の衆もとても喜んでいましたぞ!」

「あの料理、この村でも作れそうですよ。」

「えぇぇぇ!!!あの神の料理を!?」

いや、普通の料理です。

俺がいた世界では当たり前の料理です。

「あの実があれば簡単に作れるんですよ!」

「えぇぇぇぇぇ!!」


あれ、この村すぐ復興するんじゃね?



長くなりそうなので、続きます。

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