第4章 ♯6 けしからぬ逸材
気づいたら100話超えてました!!
「3対3の勝負だ。
何方かが参ったと言うか、気絶したら勝負ありだ。
いいな。」
「あんな下位の奴らなら楽勝だぜ!
ヒイヒイ言わせてやるよ!!」
「ああ、瞬殺してやろう。
さっきの恨みだ!!」
「こっちは何時でもいいぞ!!」
調子に乗りやがって・・・。
「久々の戦闘だねえ。」
「ダンジョンぶりですね!」
「さっさと始めようぜ!!」
ヤル気満々だな、嫁たちは。
「御主人様!
大丈夫なの!?」
「当たり前だ。
ちゃんと見てろよ?」
「リラ・・・。」
「よし、じゃあ始め!!」
【クイック!】
ジュリアが唱えると3人の速さが5倍になる!!
「何だ!
アイツらの動きに追いつけない・・・!!」
殴っても空振る獣人達。
【スロウ!】
更に獣人の速さを遅くさせ、最早止まって見える状態だ!
「何だ!身体思うように動かねえ!!」
「うりゃァァァ!!」
〈バキッ!バキッ!!バキッ!!!〉
ルーシアが獣人達の武器をオリハルコンの剣で壊していく!!
「何ぃぃぃ!!
武器がぁぁぁ!!」
「これで終わりだよ!!」
【フリーズ!!】
獣人達の頭以外を凍らせるリラ!
「どうする?
まだ1分位しか経ってないが、まだやるか?
まだやるなら、その氷砕いて粉々にするぞ?」
ルーシアが素振りをしている。
『ひぃぃぃぃ!!』
「こ、降参だ!!
許してくれ!!」
『・・・・・・』
戦いを見ていた獣人達は目を点にして驚く。
「勝負ありだな。
どうだ?
これがお前らが馬鹿にした下位の実力だ。
実力と言ってもまだ手を抜いてるけどな。
さてと、これで俺達の勝ちだよな?」
「こ、こんな試合どうでもいい!
お前ら!
全員でかかれ!
コイツラを殺すんだ!!」
村長が叫ぶが・・・
『・・・・』
「どうした!
早く殺れ!!」
「お前バカなの?
さっきの状況見てないのかよ?
全員で来たって瞬殺出来るんだぞ?
いい加減諦めろよ。
それとも子供の前で失禁するような屈辱を味合わせてやろうかァァァァ!!!」
『ひぃぃぃぃ!!』
ゴリラの村長は腰を抜かし、その場に尻もちをつく。
「今日からこの村は俺が村長だ!!
逆らう者は拷問にかけてやる。
わかったかァァァ!!
返事はァァァ!!」
『は、はい!!!!』
「さ、流石御主人様ね・・・。
たった1時間位で村を占拠してしまったわ・・・。
あの3人も凄い連携・・・。」
きららは試合を見て、あ然とする。
試合が終わり、村人全員が膝をついて落ち込んでいる。
下位の獣人にヤラれたのが余程ショックだったのであろう。
村人は途方に暮れている。
「どうだ?
あの子達は。
強いだろ?」
「まあ、私がモンスターの姿だったら勝てるわね。」
「は?」
「獣人になるとモンスターだったときより能力が下がるのよ。
半分くらいの力になっちゃうの。」
「そこまでして獣人になりたかったのか?」
「そうよ。
獣人になれば、もうペットって呼ばれなくて済むでしょ。
御主人様と結婚も出来るし・・・。」
「でも、俺嫁5人いるぞ?」
「え、3人じゃなかったの!?」
「あと二人は人間界で留守番だ。」
「この裏切り者ぉぉぉぉ!!!」
いつの間にか装備した爪で攻撃してくるきらら!
なんとか受け止める俺。
「危ないだろ!!
何するんだ!!」
「待っててって言ったのに!!」
「狼に待っててって言われても結婚するとかは普通に考えないだろうがぁぁぁ!!」
「女の子に待っててって言われたら結婚のことを考えるのは当たり前よ!!」
「お前は女の子じゃなくてメスだろ!!
この犬っころが!!」
「犬じゃなくて狼よ!!」
「お前なんて犬がお似合いじゃ!ボケェぇぇぇぇ!!」
「なんですってぇぇぇ!!」
「はいはい、喧嘩しちゃ駄目だよ!」
リラが間に入ってくる。
「良かった。
二人が仲良くなって。」
「はあ?
仲良くなってないし!
今喧嘩してたじゃない!」
「喧嘩するほど仲が良いっていうでしょ?」
「何よそれ!
仲が悪いから喧嘩するんでしょ!!」
「仲が悪い人は話さないから喧嘩しないんだよ?」
「・・・そうなの?
じゃあ、リラも御主人様と喧嘩するの?」
「俺達はしないぞ?」
「じゃあ仲悪いの?」
「仲良しに決まってるだろ?
バカなの?」
「バカって何よ!
言ってること違うじゃない!!」
「リラは天使だからな。
お前みたいな生意気な犬とは違い、超可愛いんだぞ?
何故喧嘩しないといけないんだ?」
「犬じゃない!!
私は可愛くないの?」
「生意気じゃなければ可愛い。」
「リラと比べてどっちが可愛いの?」
「リラ。」
「何で即答なのよぉぉぉぉ!!」
また攻撃してくるきらら。
「そーゆーとこが可愛くないんだよ!!」
ぎゃあぎゃあ喧嘩になる二人。
「もう、喧嘩は終わり!!
これからどうするの?」
「取り敢えず、ここの奴らを調教でもしようかな。」
「調教??」
「先ずは下位の獣人達を襲うのを止めさせなければいけないだろ?」
「その為の調教?」
「そうだ。
おい!お前ら!!」
ビクッとする上位の獣人達。
「今日からお前らをみっちり扱いてやるからな!!
覚悟しとけよ!!」
『ひぃぃぃぃ!!!』
「先ずはこの村でのルールを決める。
従わない者は拷問にかけるからな。
わかったか!!」
『はい!!!!!』
「じゃあルールとして、もう下位の村に行かないこと。
男はちゃんと働くこと。女は料理を覚えること。
そして、暴力は振るわないこと。
これが守れない場合は死より辛い拷問にかける。
隠れてやっても無駄だ。
スキルで村全体で誰が何をしてるか分かるようにする。
逃げ出すことも許されない。
・・・これは調教だからな。」
『ひぃぃぃぃ!!』
「あ、余りにも厳し過ぎませんか!?」
「は?何が厳しいんだ?
当たり前のことしか言ってないぞ?」
「働くって何をするんだ!?」
「そうだなあ。
先ずは農作業かな?」
『農作業ぅぅぅぅ!?』
「そんなのやってられっか!!」
「食いもんなんか下位の村から奪えばいいんだ!!」
「なるほど、つまり死より辛い拷問にかけられたいってことでいいんだな?」
『ひぃぃぃぃ!!』
「言ったよな?
これは調教だって。
お前らの腐った根性叩き直すんだよ!」
「な、何で俺たちがこんな目に・・・。」
「わからないのか?
バカだからだよ。」
「何ぃ!?
バカだと!?」
「バカじゃねえか。
暴力振るうしか脳がないモンスターレベルの頭脳しか持ち合わせて無いだろ?」
「てめぇ!!
言わせておけば!!
誰もお前何か村長として認めてねえぞ!!」
「そうだ!
やってられっか!!」
「この村から出ていけ!!」
【迅雷の拘束具】
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
今叫んだ者、賛同した者が拘束される!
「何勘違いしてるんだ?
俺はお願いしてるんじゃない、命令してるんだよ。
俺はこの村を支配しているんだ。
法でもあるだろ?
強者は弱者に何してもいいって。
俺は法に則ってお前らを支配しているんだ。
お前らに拒否権は無い。
わかったかァァァァァ!!!!」
上位の獣人達が青ざめる。
昨日まで何も考えず、暴力で全てを解決し、自由に生きてきた。
昨日までの自由を全て奪われた・・・。
「この町から逃げられないように結界を張った。
お前らは監禁されたんだ。
外に出ることも許されず、ただ支配者の命令に従う奴隷だ。
俺の拷問に怯えながら生きていけばいい。」
所々で悲鳴と怒号が聞こえる。
次の日から上位の獣人にとって地獄のような日々が始まる。
男共は農作業を強制的にやらされる。
女達はリラとルーシアの元、料理の勉強。
子供たちはジュリアが勉強を教え、俺が遊び道具や公園を創り、遊べるようになっている。
多分、子供にとっては寧ろ楽しいのかもしれない。
ジュリアの創造魔法で監視という魔法を創る。
どこかで悪いことをすると知らせる魔法だ。
これによって今日は10人が拷問された。
「お前ら、今日は皆で夕食を取るぞ!!
女達が一生懸命作った料理をちゃんと味わえ!!」
『な、何だ・・・この料理は!?』
「普段、お前らが食っているただ焼いただけの料理とは格が違うぞ!!
食ってみろ!!」
獣人達が恐る恐る食べてみる・・・。
『美味ァァァァァァい!!!!!』
「何だこれは!?初めて食べるぞ!!」
「これなら何杯でも食えるぞ!!」
「おかわりをくれぇぇぇ!!!」
男達が涙を流しながら食べている姿を見て女達も喜び合う!
「どうだ、働いた後の飯は美味いだろ?
お前たちはいっぱい食いそうだからな。
沢山農作業をしてもらう。
この世界では肉はどうしてるんだ?」
「え、モンスターの肉を食べてますけど・・・。」
「そうか、じゃあ狩りも行かないとな。
狩りと農作業をローテーションで行う。
両方とも俺が監視するからな。
狩り行けるからって逃げられると思うなよ?」
『両方!?』
「どうやって両方見るんですか!?
貴方は一人しかいないでしょう!?」
「こうするんだよ・・・。」
【分身】
ミコトが光りだし、二人になる。
『ぎゃぁぁぁぁ!!悪魔が二人にぃぃぃぃ!!!』
誰が悪魔だ!!
「キャァァァァ!!
旦那様が二人にぃぃぃぃ!!
囲まれたぁぁぁぁぁい!!
せめられたぁぁぁぁい!!!!!」
「このエロシスターが!!
いや、待てよ?
ミコトくんが分身をもう一回すれば一人占めも可能なんじゃないか?」
きららを含む4人がそれだ!みたいな顔している。
しないからね?
「俺は分身できるからな。
もっと増やすことも可能だ。
つまり、お前らは逃げられないのだよ。」
男の獣人達は青ざめている。
女の獣人達はそれを見て笑っている。
「お父さん!
今日勉強教えてもらったんだよ!!
見たことない遊び道具もいっぱいで凄い楽しかったよ!!」
「そ、そうなのか?
良かったな・・・。」
「うん!
早く明日にならないかな!!
お父さんもお仕事頑張ってね!!
僕応援してるからね!!」
「お、おう、任せとけよ!」
子供に言われて複雑な顔をする親の獣人達。
いつ、気付くだろう?
これが地獄ではないという事を。
昨日はきららの家で寝たのだが、(そういえば昨日はいちゃいちゃしてない!)流石に狭かったので新しく家を創ることにした。
【クリエイト】
「いつ見ても御主人様の魔法は凄いわね!
私の家の3倍はあるわ!」
「あら、きららは自分の家に帰っていいのですよ?
ここは私と旦那様の愛の巣ですよ?
昨日できなかった分、今日はいっぱい御奉仕しますね♡」
宜しくおなしゃぁぁぁぁぁす!!
「御奉仕ってなによ?
私もするわ!!」
『え?』
「何よ!!
私だけ仲間外れにするつもり!?」
「だって・・・御奉仕っていうのはね・・・」
リラがコソコソきららの耳元で話す。
話を聞いたきららは顔を赤くする。
「ご、御奉仕って交尾することだったのォォォォ!?
しかも4人で!?」
「交尾するとか大きな声で言っちゃ駄目だよ!!」
恥ずかしそうなリラ達。
「・・・私もするわ。
私も御主人様と交尾する!!」
『えぇぇぇぇぇ!!』
「きらら、無理しなくていいんだぞ?」
「無理じゃないし!
その為に獣人になったのよ!!」
結局勢いに勝てず、きららも混じっていちゃいちゃする。
服で隠れていたのだが、きららもリラやジュリアに負けないけしからぬ逸材であった!!
狼の癖にやるな!!
結局、きららも嫁として扱うことになってしまった。
元を知ってるだけあって、ちょっと複雑な気持ちだ・・・。
おはようございます。
気づいたら100話超えてました。
今迄見て頂きありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いします!
更新遅くなりました。
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