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小さな青いドア  作者: 田中らら
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小さなドア

僕はまずジョギングに行くと毎回会うおばさんに声を掛けた。


「すみません。今日は何月何日ですか?」


「えっ?今日?」


おばさんは不思議な顔で僕を見て、


「今日は6月4日よ。」と教えてくれた。


6月4日?始めてめまいがして時間が戻った日だ!


あれから時間が進んでいない?


でもおばさんの洋服もテレビのニュースも変わっている。

なぜだ?


次の日僕は起きてすぐに実家に向かった。


片道1時間で行ける。


始発の電車に乗って家に向かった。


電車には誰も乗っていなかった。


僕は不思議に思いながら実家に向かった。


6時半に実家に着いた。


「母さん、父さん!!」


と呼びながら家に入るとそこには誰もいなかった。


机の上にはお茶とご飯が置いてあった。


さっきまで人がいた形跡がある。


「どこに行ったんだ?」


僕は自分の部屋に行った。


3年振りの実家。


部屋は何も変わっていなかった。


ただ部屋の隅に見たことのない小さな青いドアがあった。


「ここにドアってあったかな?」


僕はその小さなドアを開けた、

すると、急に強い風が吹いて、

ドアの中に吸い込まれた。

そして僕はいつものベッドの上にいた。


「なぜ?」


僕は時計を見た。


時計は5時を指していた。


つづく

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