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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

修羅場に巻き込まれて死んだ俺。異世界で転生したので今度こそスローライフを満喫したい!

 あ~これは、完璧に修羅場ですね。ハイ……。
 そう考えた僕の視線のその先には、激しく言い争う女性達が3人居た。

 そして女性達の揉み合いと罵声が段々と激しくなっていく……。
 そして一番小柄だった女性が、傍観していた僕の傍まで突き飛ばされて来てすぐ傍で転んだ。

……わぁ、凄く痛そう。しかし怖いなぁ女の人って。この子なんて怖い般若の顔だ。目の前で転んだその小柄な女性は、良く見たら凄く可愛らしい外見をしていたのにな。

(服装は、俗に言うゴスロリってやつ?)

 注意深く見たら、小柄と言うか全体的にかなり痩せ細っている。……ねぇご飯ちゃんと食べてる? 僕はちょっと心配した。
 そして、その子の手首や腕には包帯がグルグル巻かれていた。……これはもしや? ヤバい子?

 ギラギラと光る目をしながら立ち上がったその小柄な女性は、ゴソゴソと鞄から何かを取り出す。

――それは、どこの家庭でもよく見掛ける普通の包丁。その包丁を片手に、未だ激しい喧嘩を続ける2人の元へと走り出そうとする小柄な女性。

【……ヒロ君は私だけのものなんだから! 勘違いしたブスは邪魔なのッだからここで死ねッ!】

 その時僕は、半ば無意識にその女性の肩を掴んでいたのだ。

 僕     「ちょっ待てy……」

 小柄な女性 『何よ!? 私……私のッ邪魔しないでっ!』 (ドスッ!)

――僕が全ての言葉を言い切る前に、小柄なその女性に容赦無く包丁で刺されたのだった。そして刺された場所からは、ドクドク大量の血が溢れ出していく。

……これは死んだ。マジか。あまりに大量の出血を見たショックで、僕は意識を失って地面へと倒れてしまう。

…………。

……何故か再び意識が戻ると、僕は光に満ち溢れた真っ白い空間の中に居たのだ。

 そして目の前に居るのは、悲しげな表情をした綺麗な女性。神々しいオーラを身に纏った、まるで女神様のような存在だった。

『あの? 私の世界で人生やり直してみますか?』

……何と本当に神様だった! 僕は勿論即座に返答する。

「今度は修羅場抜きでお願いします」

――もう一度人生をやり直そう。『修羅場』はもう勘弁です! 目指すは悠々自適なスローライフ。

……え? 次は異世界? ええ、もうそれで良いです。神様仏様女神様どうか哀れな僕を助けて下さい! 何でもしますから!
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エピソード 101 ~ 109 を表示中
枢機卿の野望
2019/09/13 03:35
真紅の勇者
2020/03/30 03:56
この世の真なる救世主
2020/03/30 17:33
貴女の顔は憶えている
2021/04/30 07:07
悲しき別れ
2021/05/05 04:13
復活の奇跡
2021/05/08 05:03
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エピソード 101 ~ 109 を表示中
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