夢を見ないキミに夢をみさせてあげる!
僕は生まれてからずっと夢を見たことがない!
夢って、、、? どんなモノなのかな...?
そう言えば、、、? 僕のお友達がこんな事を言っていた!
とっても豪勢な料理を食べて美味しいモノなんだって言ってたな!
何か得体の知れないモノに追いかけられたとも言っていた...。
亡くなったおばちゃんに会ったとも言っていた。
子供の頃に戻って、楽しかった思い出をもう1度やり直したとも言っていた。
『夢って、、、不思議だ。』
何でもできるんだね、、、?
僕は夢を見たことがないから羨ましいよ。
▽
そんな時だった! 僕の前に、、、【夢売人】と言う人が現れた!
『キミは夢を生まれた時から見たことがないと聞いたよ。』
『ううん、そうだよ!』
『夢を見たいかい?』
『そりゃ~見たいよ!』
『じゃ、私から夢を買わないかい?』
『えぇ!? そんな事が出来るの?』
『もちろんさ~! どうする??』
『買うよ! 幾らするの?』
『2000キリンだよ!』
『わかった! 買うよ。』
※2000キリンとは、日本円にすると、、、? 『500円程度だ!』
▼
僕は夢売人から、夢を買った。
そして、その日の夜、、、僕はその買った夢を見る。
『僕が生まれる瞬間だった、、、白髪の老人が僕のお父さんだ! 何十年も
研究の末に、僕が生まれた。【人間のこころを持ったロボット】それが僕だ!
もうその時から、お父さんは歳を取っていたし10年前に亡くなってしまった。
お父さんに会えて僕は嬉しかった。久しぶりに見たお父さんはとっても優しい
顔で僕にわかりやすく話しかけてくれた。僕はお父さんに心から愛されていた
んだと再確認した。短い時間だったけど、、、幸せな時間だった。』
僕はまた、夢を見たくなったが、【夢売人】は既に捕まっていた。
夢を売るのは、、、この世界では 『違法なのだ!』
...そしてまた、僕は夢を見なくなった。
▽
ただ、僕はこの夢を録画しておいた。
何度も何度も繰り返し繰り返し、すり減るほど同じ夢を見た。
幸せな時間をずっと見続ける事が出来る。
でも、亡くなったお父さんの夢を見続けていてもいいのか、、、?
僕は前に進まなくていいのか、、、?
夢に囚われてていいのか、、、?
【確かに、、、!?】
だけど、、、夢を見ている時間は幸せだ!
それでも、過去のモノだ!
既にないモノを追い続けてていいのか、、、?
▼
僕はこのたった一つの夢を捨てる事にした!
僕が前に進めるように......。
お父さんも天国で、そう願っているはずだ!
『僕は、一生夢を見なくてもいいと思った!』
ただ、他の夢を見ようと思ったから、、、。
僕のなりたい夢を追って頑張りたい!
やりたい事を見つける夢を見つけようと決めたよ!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。




