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~能力値が最低で固定らしいです~

「三つ目のスキルは『スキルを使うためのスキル』にしてください。」

「ふむ、どういったスキルじゃ?」

「そのまんまです。例えば鑑定で見たのを保存しておいたり、奪ったスキルをちゃんと使えるように補佐するスキルですかね。」

「えー、そんなんでいいのか?・・・いや、案外面白いのかの。まあ、Gにするのは勘弁してやろう。」


 ほっ、セーフだったようだ。さすがにGになるのはいやだからなあ。転生したらすぐに自殺するかもしれん。


「さて、これら三つのスキルじゃが、何か細かい注文はあるかの?ある程度までなら聞き入れるぞ。」


 特にないかなあ。鑑定だったりスキル奪う系のスキルって何か注文するところあっただろうか。


「ああ、デメリットが発生するようなら、なるべくスキルを使える方向でお願いします。他の部分は割とどうにでもなるでしょうから。」

「了解じゃ。では……」

「あっ、あとやっぱり鑑定はステータスとかまで見えるようにしてください。三つ目のスキルも会話とかしながら調整できた方がいいんで人格とか付けてください。それと二つ目も……」

「分かった分かった。多すぎじゃ。どんだけ好き勝手出きると思ってるのじゃ。一人の転生者に使えるリソースは決まってるのじゃ。全部は聞き入れきれんぞい。」


 というか無かったんじゃないのかと、グチグチ文句を言いながらも作業してくれる神様。

 素敵だと思います。


「さて、それではお主を儂の世界へとおくるぞい。達者での~~。」


 神様がそう言うと光が僕を包み込んだ。

 異世界かぁ、どんなところだろう。のんびりできるといいなぁ、なんて考えながら僕は異世界への一歩を踏み出した。


~神様視点~

 ふう、やっと百人送り終えたのぅ。サテサテ、これで少しはこの世界も面白くなるかのぅ。というか一番最後の奴だけで半分以上使ってるではないか。やれやれ。

 さて、それぞれにスキルを定着させねば。うん?こいつの案外調整が面倒だぞ。安請け合いしすぎたかのぅ。まあ、会話自体が久しぶりだったし、サービスしておいてやるかの。ただ少し面白くなるようにしてっと。

 よしよし、さてこやつらがどこまでかきまわしてくれるかのぅ。楽しみじゃ。

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