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4/52

~能力値が最低で固定らしいです~

初投稿です。

右も左もわかりません。

それでも読んでいただけたら嬉しいです。


11/8

 二十話部分にまとめが載っています。

 伏線などを張ったり、俺yoeee感をだすため序盤は少しシリアス目になったり、ぐだぐだします。

 ただ、(一応)基本的にはコメディ+バトル、シリアスはおまけで行きたいと思っています。

 二十話からは割と話が進み始めるので、ぐだぐだ、またはシリアスが好きでない方はそこからどうぞ。

 ある夏の夕方、僕は嵐の中崖の上の灯台に向かって歩いていた。いったいなにしてるんだ、と思う人もいるだろうけどこれは僕にとって大事なことだ。

 その理由を話す前に自己紹介をしておこうか。僕は赤崎翔太。高校二年生で吹奏楽部に所属しているよ。趣味はのんびりとすごすこと。そんな僕には一人の幼なじみがいる。

 今朝、彼女から通算34通目になる「今日の6時に灯台まできてください」という手紙を受け取った。

 別に無視してたわけじゃないんだよ?ただ、呪われてるんじゃないかってレベルで手紙を受け取った日は災難にあうのだ。例えば事故にあって足を折ったり、あるいはコンビニ強盗に捕まったり。僕としては灯台なんかよりも気持ちを伝えたいという思いはあるんだけど、彼女が頑なに嫌がるのだ。だからこうして嵐の中歩いている訳なんだけど。

・・今朝は雲一つない青空で降水確率10%だったんだけどなぁ。


 そのとき僕は油断してたんだろう。嵐とはいえ移動できないほどではなく、すぐそこに灯台が見えていた。だから地面が崩れていることに気づかなかった。

 いや、例え気づいたとしても逃れられなかっただろう。そんな規模のものだった。

 それに思いっきり巻き込まれた僕は、真っ逆様に海へと落ちて、溺れた。なぜか下の方から光が見えて、ここで死ぬのかなって思ったとき、何かが海面に落ちてきた。

「・・・」誰かが何か言っている気がする。まさか、と思い死ぬ気で海面を目指した。僕だけならともかく、という思いがあった。

 結果として奇跡的に海面まで浮かび上がれた。そこで見たのは崩れた崖から落ちてくる岩。僕はどことなく安堵しつつ岩に頭をぶつけ、気を失った。


 目が覚めた。僕は奇妙な空間にいた。奥行きが感じられず、かといって無限に広がってるような奇妙な部屋。自分の現状を確認すると途端に不安になってきた。僕は死んだのだろうか、死の感覚がはっきりくっきりと残ってるんだから。それとも、あれは全て夢だったんだろうか。混乱している僕に後ろから声がした。

「ようやく終わりじゃ。さて、お主に転生のチャンスをやろう。」



一時間後僕は自称神様と一緒にのんびりとお茶を飲んでいた。神様が言うには、

① 神様は地球とは別の世界を管理している

② その世界は剣や魔法の世界で、スキル、レベルも存在する。

③ その世界が駄目になりつつあるため外から人材を呼んだ。

④ 転生者にはチートを授ける。


 とのことだ。


「世界が駄目になるというのはどういったことなの?」

とりあえず気になったことを聞いてみた。すぐには死んだということを認められなかったけど一時間もあればだいたい整理もついた。

 うん、泣きわめいたり、神様に八つ当たりしたりとだいぶ取り乱してた。

 それはさておき


「神に対して気安すぎやせんかのう。まあ、いい。神というのはそれぞれ自分の世界に知的生命体を生んで管理するんじゃがそいつらが余りにひどくての。このままだと世界そのものを壊しかねん。」


 はて、地球も似たようなものではないだろうか。


「それよりもチートの方が気になるもんじゃと思うんじゃが。お主の命を支えるようなものじゃぞ。」

「チート言ってますけどどのくらいヤバいんですかね?それこそ一人で戦争終わらせるくらい?」

「よくぞ聞いてくれた!お主は他の者と違ってもらう力をお主自身で決めてもらう。」


 ???


「待ってください。そもそも他にも転生させてるんですか?」

「ああ、お主含めて百人じゃな。」


 百人かぁ、多いなあ。

 当然全員チート持ちなんだろうし。


「言っておくが、お主は他の者よりは有利なんじゃぞ?自分に合った力を手に入れることができるのじゃからな。ひどい者だと音楽の才能がないのに『音楽の才』を得た者とか、モヒカンな不良が『品行方正』を手に入れたりしとったな。」


・・・・・・


「あとはたたのスライムが『金属化』、『全身流動』、『逃げ足』を得たりとかじゃな。」

「メタ○スライムじゃん!!」

 扱いとしては極々似ただけのただのスライムにかるのかな?

 というか、ちょっと待って、

「人間以外にもなるの?」

「ああ、半分は魔物として転生させたぞ。ワンサイドゲームはつまらんからな。お主は人間じゃよ。」


 それは良かった。


「そうじゃ、スキルのデメリットには気をつけるのじゃぞ。強すぎる能力には代償が必要になったり、再使用までに時間がかかったりするからな。そういったところも考えてスキルはえらぶんざゃぞ。」


 スキルにデメリットがつくのか・・・逆に言えばどんな能力でもデメリットが釣り合えばOKってことだよね。

 どうしようかなぁ、とりあえず


「一つ目は鑑定スキルで」

「普通じゃのう。こうもっと派手なのにしてみんか?」


 いいんだよ、役に立つからテンプレなんだから。

 あと2つか、やっぱこういう世界ではスキル無双だよな。


「二つ目はどんなスキルでも完璧に奪えるスキルで。」 

「・・・・・・。」

「どうした?なんか変なこと言ったか?」

「どうして…」

「ん?」

「どうしてそんな王道っぽいものにするんじゃあ!せっかく自分で決められるんじゃぞ。こう、『ぼくのかんがえたさいきょうのせんし』みたいなのあるじゃろ!」

「そう言われてもなぁ、これの方が強そうだし」 

「つまらんのう(ボソッ)」


 神様は何か不満があるみたいだが、こう無制限にスキル使えると楽しいよね。最初は弱いけど成長すると無敵みたいな。


「よし、決めた。お主、次にまたつまらないスキルをとったらGとして転生じゃ。」

「!?」

 

 ナニソレ、ひどい。あれかな、アイテムボックスって言おうと思ったけどダメかな。

 けどなあ、スキル2つ決まってるしなあ。この二つを生かそうと、思うと・・・。


「よし、決めた。3つ目のスキルは・・・



 いかがでしたでしょうか。


 楽しんでいただければ幸いです。


 


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