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黒白の騎士、ノアの旅  作者: 安河内禊
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“白惡”の黒騎士 グルヌイユ・ラーナ・バトラコイ ② (vsヴォジャノーイ)


「ここって、港町なんですよね。……という事は、海があるんですか?」

ノアが代表してカフェに代金を払い、五人で店から出た所でカナンが口を開く。


「ああ。南に歩いて堤防を越えれば美しい海岸を見渡せる。海に行きたいのか?」

「は、はい。生まれてから一度も、海というものを見た事がないので……」

その言葉を聞いたノアは、まずラーナに意見を(あお)ぐ。


「……ラーナ、私達は海を見に行こうと思うが、少し待っていてくれるか?」

「あら、ノア様。私を置いていくなんて酷いじゃないですか。勿論ご一緒します」

ラーナはにっこりと笑う。ノアは頷いて、残る二人に声をかける。


「そうか、すまなかったな。ムガイとセグラも付いてきてくれるか?」

「当然。僕は君の英雄譚の語り部だからね、どこまでも付いていくよ」

「まぁ、特にすることもありませんし」

二人が同意し、全員で海に行くことになった。直ぐに南に向かって歩き出す。


「ご、ごめんなさい。わたしの我儘(わがまま)に付き合わせてしまって……」

「ああ、気にするな。大した時間がかかるわけでもないが、一応全員の確認をとっただけの事だ」

気落ちしてしまったカナンをフォローしながら、一行は進む。

「フフ、吸い込む空気にしょっぱさを感じるだろう?これが海が近いという事だよ」

「海の水が全部塩水って話は本当なんですね……でも空気まで塩気に染めるなんて、スケールが凄いです」


やがて一行は石積の堤防の前に辿り着く。それは津波を防ぐ為の防潮堤であり、それなりの高さがあった。階段で上まで登れるようになっており、最上部には海を眺めている先客が何組かあった。カナンは興奮を隠せずに早足で階段を登る。


「こ、これが海…………」


初めて海を目にしたカナンは、その光景を前に言葉を失った。アルハミリアに面した海は青々と澄んでいて美しく、穏やかな海原がどこまでも広がっている。


「…………」


瞳を揺らしながら、カナンはじっと海を眺めている。歩いて階段を上ってきたノア達が、彼女を暖かに見守る。

「私も、初めて海を目にした時の事はよく覚えている。あの頃の私はまだ学生だったな……」

「……悩み事があった時は、よく海を眺めに来たものです。茫洋(ぼうよう)たる海に臨めば、人間の懊悩(おうのう)などちっぽけに感じますから」

「この海の向こうに、アアル王国があるんだよね。あそこはまだ行った事が無いから、いつか行きたいねぇ」

「…………そうね」


三人が談笑するが、ラーナだけは静かだった。やがて海を見終えたカナンが振り返って四人に向き直る。

「この目で海を見ることが出来て感動しました。本当にありがとうございます、皆さん」

「そう喜んでもらえると、こちらとしても嬉しいものだ。かつて私の手を引いて海に連れて行ってくれた友人がいたが……彼もこの様な気持ちだったのだろうな」

そう言ったノアの口元は薄く微笑んでいた。柔和な雰囲気に包まれる一行の中で、ムガイが口を開く。

「東の果てにある僕の故郷を囲む海も、今見ている海も繋がっていると考えると、何とも言えぬロマンチズムを感じるよ」

笑顔のまま、ムガイは言葉を続ける。


「海が嫌いな人間ってそうは居ないよね~。……ああ、ラーナ君は苦手だったっけ?」


「……えっ」

「……ッ、ムガイ!」

セグラが怒気の籠った声でムガイを(とが)め、カナンが思わずラーナを振り返る。

「ラ、ラーナさん、海が苦手だったんですか……?」

泣きそうな目をしているカナンを前に、ラーナが苦虫を嚙み潰したような顔をする。

「ちょっと、こうなるから言わない様にしてたのに……ノア様も気を配って私一人に最初に声をかけてくださったのに、心遣いが全部無駄になったじゃない……」


「……ムガイ、なぜ余計な事をわざわざ言う?」

ノアも怒りを滲ませるが、ムガイは飄々(ひょうひょう)としている。

「おいおい、君たちはカナン君を仲間外れにするつもりかい?僕達はもう友人なんだ、好きも嫌いも包み隠さず伝えてこそ真の友というものだろう」

そのカナンは、ラーナに向かって頭を下げて謝っている。


「ご、ごめんなさい……わたしの為に、無理をさせてしまって……」

「気にしないで、カナンちゃん。一緒に付いてくると言ったのは私だし、苦手といっても大したものじゃないわ。潮風に当たると気分が悪くなるとか、その程度」

ラーナはカナンに近づき、彼女の頭を撫でながら顔を上げさせる。

「だから安心して。ね?」

その声は穏やかで、カナンの瞳に映った彼女の顔もまた穏やかな笑顔だった。カナンは自らの涙を(ぬぐ)う。

「……はい」


その光景を見て、セグラはほっとする。

「ふぅ、何ともなく終わってよかったです」

「雨降って地固まる、だね!」

無言で、セグラは手に持っている杖でムガイをどつこうとする。ムガイはその一撃を避けようとし……


「キャーーーーッ!!」


「ごふッ!」

突然響いた女性の絶叫に一瞬硬直し、モロに腹部にぶつける。


「どうした!?」

ノアが声を発した女性の方を見る。彼女はノア達と同じ様に堤防の上に立っており、海を見ていたようだ。痛みに悶絶するムガイを置いて、ノア達は急ぎ彼女の元に駆け寄る。

「あ、あれ……!」

彼女は震えながら下方を指さす。その先には……


「あれは……水妖!?」


堤防にほど近い海の上に、大型の水棲生物が何匹も浮かんで居る。よく見るとそれらは奇怪な出で立ちをしていた。獣の手足が生えた巨大魚、鋭い牙を持つ大海老など……とても尋常の生物ではない。それは魔物だった。


「分類は……下級のヴォジャノーイといったところかしら」

「目視できるだけでも、ゆうに十体は確認できますね……この辺りで出現した例は聞いたことがありませんでしたが」

冷静に分析する黒騎士達の後ろで、カナンは恐る恐る海を見ていた。

(海にはこんな魔物が潜んでるんだ……。やっぱり怖いかも……)

(いや、わたしは黒騎士になるんだ!あんな奴ら、私のお腹を食べた奴に比べれば、全然怖くない!)

カナンは一人で竦み、一人で立ち直っていた。


やがて女性の悲鳴を聞きつけ、同じように海を覗き込んでいた他のグループも魔物に気付き始める。

「えっ……あの化け物なんだ?」

「魚じゃねえのか?見た事ねぇのだけどよ」

呑気に見物している群衆を、ノアが見渡す。

(地元民だろう彼らは魔物だと分かっていないのか……やはり此処には元々魔物が棲息していない様だ。何処かの海から流れて来たのか?まずは彼らを避難させなくては……)


そして自分を覗く人々に、水妖もまた気付き見上げる。

「ギュア……」

「……ッ、不味い!」

水妖の中の一匹が唸り声を上げたかと思うと、突然凄まじい勢いで跳ね上がった。それは津波を防ぐための防潮堤を軽々と越え、水妖を見下ろしていた人々に頭上から急襲する。


「ギュアアアアアアアッ!」

「…………えっ」

未だ状況を理解できていない人間に向けて、大きな顎を広げて魚の形をした水妖が襲い掛かる。その刹那。


「『炎の盾(ケン・エオロー)』ッ!」


業炎が渦を巻き、アルハミリアの市民と水妖の間を遮断する。水妖は勢いを殺せぬまま炎に自ら飛び込み、焼け焦げて黒炭となって地面に落ちる。


「…は……何が……」

「怪我はないか?」

いつの間にか、ノアが両手で棒を持って市民の前に立っている。棒に巻かれた布は既に解かれており、刻まれた紋様の一部が煌々(こうこう)と輝いている。

「えっ……あんた、今、何したんだ?」

「この海に魔物が出現し襲ってきた為、魔術で防衛した」


ノアは簡潔に出来事を伝えるが、襲われた男性はひたすら困惑していた。

「ま、魔術?嘘だろ?だって……」

「断わっておくが、この魔術の使用は教会に認められた公的なものだ。私はこのままあの魔物達を鎮圧するから、落ち着いてこの場から避難してくれ。できれば他の人間にも説明して連れて行ってくれると助かる」

ノアは努めて冷静に男性に語りかける。


「…………。あ、ああ………」

男はなんとか平静を取り戻し、その場から離れていった。

「タベリナスでもそうだったが、この辺りでは黒騎士の知名度は皆無に近いな……」

炎の魔術を解いたノアに、仲間たちが近づいてくる。そこには立ち直ったムガイも含まれていた。


「とりあえず、堤防周辺に居た町人達には手短に避難を(うなが)したよ。でもこれじゃ、いちいち説明が必要でやり辛いねぇ」

「黒騎士は場所を選ばずエレフス中で活動していますが、絶対的に数が少ないですからね。こういった地域があるのも仕方のないことです」

「こ、これが師匠の魔術……炎を出すなんて、滅茶苦茶カッコいいです……!」

ノアの魔術を初めて見たカナンが、感動に打ち震えている。

「ムガイ、我々二人でこいつらを殲滅するぞ。セグラ達はここに待機して、打ち漏らした敵が登ってきたら処理してくれ」

水妖たちの動向に注視しながら、ムガイ達に向けてノアが指示を出す。だが、ムガイはその指示に従わなかった。


「うーん、今回も僕はパスかなぁ。僕の愛刀はこの舞台には気が乗らないようだ。今は魚を(さば)く庖丁になる気分じゃないってさ」


「…………」

いよいよもってノアの態度が硬化する。その光景を見てカナンはオロオロとし、セグラは嘆息している。

「……もういい、お前はここで座っていろ」

そう言って単身で海に降りようとするノアの前を、長い杖が遮る。それはラーナが差し出したものだった。

「ノア様。…………ここは私に任せていただけませんか?」

彼女の眼光は鋭かった。大きな帽子のつばの下から覗く、緑の瞳がノアを見つめている。

「いけるのか?なら二人で……」

ラーナはかぶりを振ってノアを止める。


「タベリナスで悪魔の力を大きく使いましたね?先程の道中で接触した時、悪魔の血肉が励起(れいき)した痕跡を確認しました。貴方には休息が必要です」


「……気付いていたのか」

(かね)てより言っていますが、みだりに悪魔の力を振るうのはお止め下さい。それによって回復しても、人間としての貴方は確実に損耗(そんもう)しています……と言っても、素直に聞く貴方ではないでしょう」

ですが、とラーナは続ける。


「せめて私達が居る時は、頼って下さい。そして信じて下さい。あの程度の相手、このグルヌイユ・ラーナ・バトラコイのみで十分です」

彼女の表情は真剣そのものだった。

「……分かった、この場は任せよう、ラーナ。ただし危なくなったら、直ぐに加勢するからな」

「ありがとうございます、ノア様」

そう言って、ラーナは杖を構えて堤防の上に立つ。


「私が行っても良かったですが……ここは貴方に譲りましょう、ラーナ。海を克服してきて下さい」

「素晴らしい献身だ!頑張ってね、ラーナ君!」

「ラ、ラーナさん……」

セグラとムガイは落ち着いてラーナを送り出す。彼女の実力を知らないカナンだけが、不安げに彼女の背中を見つめる。そのカナンの肩を、ノアがそっと掴む。


「師匠、ラーナさんはあの魔物達を追い払えますよね?」

「大丈夫だ、彼女は強い。そしてよく見ておけ。既にエレフスから失われて久しい……古き魔女の業を」


ラーナは海上の水妖を見下ろし、水妖もまた彼女を見上げていた。それらは既に互いに相手を獲物として定めている。

「さーて……“白惡”の黒騎士、ラーナ!行きますっ」

ラーナは軽い口調で言うと、両足で地面を蹴って堤防から飛び降りた。


「え……ええっ!」

カナンが驚きの声を上げる。ラーナは重力に従って急降下し、そのまま海面に衝突した。ダイビングによって海は大きく沈み込み、当然の様に大きな水飛沫が上がる。そしてその水飛沫は海上に落ち……なかった。水飛沫はまるで凍り付いたかのようにその形状を保っている。

その自然に反する事象に、水妖たちは散開して遠巻きに警戒している。


「私、海水って心底嫌いなのよね」


その冷たい声は水飛沫の中、本来であれば一瞬で海水が戻る筈の沈んだままの海の中から響いている。


「悪いけど、その中に()んでる奴らも気持ち悪くて大嫌い」


やがて彼女の足元に海水が戻り、段々と水位が上がっていく。同時に固定化していた水飛沫が弾け、海水の雨に変わる。


「だから、一滴も濡れずに戦わせてもらうわ」


その言葉通り、海の只中にあって彼女は全く濡れていなかった。降り注ぐ雨も、衣服や肌に触れる前に弾かれ彼女を濡らすには至らない。海面が完全に元に戻り、ラーナは……両足で海上に立っていた。


挿絵(By みてみん)


「……う、海の上って立てるんですか……?」

カナンは口を開けて海上を見ていた。ノアは静かにカナンに語りかける。

「今の彼女は、魔術で周囲の液体を操作しているに過ぎない。それだけならば流水魔術としては初歩。驚くべきは、接触する瞬間に既に魔術を完了しているその迅速さだな」

「ラーナは、こと水に関しては天与の才がありますから」

「さあ、ラーナ君の本領はここからだよ!」

観戦する黒騎士達はラーナの勝利を全く疑っていない。


水妖がじりじりと迫る中、ラーナは右手で帽子のつばをつまみ、左腕は長い杖を構えていた。掲げられた杖の先には、一滴の雫が浮かんでいた。


「……『流れよ、我が涙』」


その雫がゆっくりと海面に落ち、ポチョン、と小さな音が響く。ただそれだけで、何も起こらない。

しびれを切らした水妖が一匹、勢いよくラーナに襲い掛かる。


「ギュアアアアッ!」

「わが悲嘆よ、波涛(はとう)となれ!」

ラーナが声を発した瞬間、彼女の前方の海水が急激に変形し、水形の刃となって飛び出す。


「ギッ……」


それは飛びかかってきた水妖をいとも容易く貫き、紙の様に切り裂いた。水妖だったものは二つに分かれ、ドポン、と海中に沈んでいった。仲間が殺された事で、水妖達も身を強張らせる。


「ギギュ………」

「ふむ、ここの水質は概ね把握できたわ」


水妖達に向かって、ラーナは話しかける。その杖の先には、先ほどと同じ雫……魔術によって生成された『涙』が幾つも浮かんでいた。

「じゃあ、ここからが本番よ!『涙、泉より溢れ出よ』……えーいっ」

彼女は思いっきり杖を振り回すと、『涙』もまた四方に散らばって海中に溶けていく。


「あれは……」

カナンが目を丸くして海上の趨勢(すうせい)を眺めている。

「あれは彼女の得意とする魔術の一つ。魔導式を刻んだ水滴、『涙』を水中や土中に溶かし、そこを起点に周囲一帯を自在に操作する」

「そしてラーナはその土地の地質水質を解析する事で、その場で魔導式を調整してより効率的な『涙』を構築します」

「それをばらまく事で、少ない魔力で広い範囲の土や水を支配できるんだ……恐ろしい即興劇(エチュード)だよ」

黒騎士達の説明に、カナンが息を呑む。

「これが、魔女の魔術……」

眼下では、恐ろしい光景が広がっていた。


「逆巻くは、わが憤怒!」

「ギュアアアアアッ!」

海水が唸りを上げながら巨大な槍となり、水妖を貫く。ラーナから距離を取ろうとする個体が、後方より迫る高波にぶつかって砕け散った。それは、波でありながら岩の様な固さをもっていた。見渡す限りの海原が、既にラーナの支配下にあった。


「ふふ……悪くない気分ね」


荒れ狂う海の中で一箇所のみ、波一つ立たない静かな空間があった。そこには一本の杖を携えた、ただ一人の魔女が立つ。その立ち姿は優美で、とても戦いの最中に居る魔術師とは思えなかった。


「……海を(ひざまず)かせるというのは」


勝敗は、完全に決していた。


 ◇


姿を現していた水妖は全て殲滅され、その残骸は既に海中に沈み自然の輪廻の中へと還っていた。

「とはいえ、海中にどれだけ潜んでいるか分からないのが水妖の恐ろしい所……」

ラーナはまだ魔術を解かずに、海中の探知を開始する。『涙』が染み渡った海は、全て彼女の手の中にあるに等しい。

「うーん……全然魔物の気配がないわね……。あいつら、少数だけでここに迷い込んでたのかなぁ……」

手ごたえの無さに独り言ちる、その時。


「!」


海中の奥深く、海底に大きな魔力の存在を感知する。だが直ぐに交戦には移らず、ラーナは落ち着いて一帯の調査を続ける。

(…………探知完了。ここに残る魔物は一匹のみ。ただし……かなりの大物)

ラーナはしばし考え込む。


(刺激しない方が無難といえば無難。手を出さずにいれば、襲ってくることはない……でも、いつかこの魔物がその気になった時、アルハミリアは終わる)

彼女はちらりと、上に居るノアを見る。彼は、いつもと変わらぬ表情でラーナを見ていた。


(ノア様なら、どうするか。考えるまでも無い事ね)

自嘲しながら、彼女は『涙』に指令を出し海底の魔物に向けて攻撃の準備を整える。既に海水を支配している以上圧倒的な優位に立っている筈だが、上位の魔物相手に絶対は無い。


「……まさか私が、人間の街の未来の為に危険を冒すなんて。我が事ながら、愛って恐ろしいわ」


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