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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
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夜のジャングルの闇の中から

「俺たちには・・・・・

 星一つとして見えやしない

 そんな真っ暗なジャングルの中でも

 ゲリラの奴らは夜目が利くもんだから

 足音も一切無く背後から忍び寄ると

 悲鳴を上がるその間も与えずに

 口を手で押さえ込んで塞いで

 ナイフで喉を切り裂くんだ

 すると・・・。」


「真っ暗なジャングルの闇の中から・・・・

 ヒューって甲高い笛みたいな音が聞こえてきて

 味方がやられたことを知って・・・。」


「恐怖に耐えられなくなって・・・・・

 何も見えない闇の中に銃を乱射する者がいて

 そんなことをすればそれこそ自分の居場所をわざわざ

 ゲリラの奴らに教えてやっているようなもんだから

 また闇の中からヒューって音が聞こえるんだ・・・。」

 そう言うとその人はフーって紫煙を吐いた。

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