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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
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自分のした行為を正当化するように

 その人はまるで・・・・・

 自分のした行為を必死に正当化しようと

 自分にそう言い聞かせているように

 僕にはそう見えた・・・。


「殺人は・・・・・

 同族の仲間を殺すから犯罪になる

 だから たとえそれが人であったとしても

 敵である異族を殺すことは犯罪などではない・・・

 だからあれは 私のしたあれは あれらの行為は

 決して 決して犯罪などではない

 寧ろ賞賛されるべきだ・・・。」


「それに・・・・・

 それに自分は命令に従っただけで

 軍隊なんだから命令に従うのはそれは当り前のことで

 だから だから自分は何も 何も悪くなんかない

 自分は何も悪くない 悪くない・・・。」って

 その人はまるでうわ言のように

『悪くない』を繰り返した。

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