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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
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今でも脳裏から離れない

「映画だと・・・・・

 弾があたると直に死ぬし

 地雷を踏むと即死するけれど

 でも そんなのはほんと稀なことで

 腹に銃弾があたって内臓がはみ出てても

 地雷を踏んで両脚が吹き飛ばされたとしても

 そんなに直ぐには死ねないんです だから

 重傷を負った者たちは死ぬまでの間

 苦しみ続けるんです・・・。」


「なのに・・・・・

 そんな負傷した戦友たちに私は

 何も 何もしてあげる事が何も出来ませんでした・・・。」


「だからでしょうね・・・・・

『助けて 助けて 助けてくれ 助けてくれ・・・』と

 手を伸ばして助けを求める戦友たちのそんな亡霊が憑りついて

 今も 今でも私の脳裏から離れないんです 今でも・・・。」

 とうの昔に終わった戦争が未だに

 その方を苦しめていた。

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