表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
7/210

BC級戦犯で死刑が宣告された人の中には

「自慢の息子でした・・・・・

 子供の頃から勉強が良くできて

 大学にもすんなり入って経済を学んでて

 将来はこの国の発展のその為に尽力するんだと

 そんな夢を語っていました・・・。」


「それが・・・・・

 学徒兵として招集されて

 その学歴で陸軍幹部候補生なんかに抜擢されて

 抜擢されてしまったものですから その所為で

 実際には自分では何もしていなくても

 日本軍が行った捕虜への残虐行為の

 現場責任者として告発されて

 そして・・・。」


「うちの子が・・・・・

 そんなことを自ら進んでする訳なんてないのに

 絶対にそんなことをする筈なんてないのに・・・。」

 話し終えてもしばらくの間その人は

 悔し涙をハンカチで拭っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ