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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
63/218

アジュンマの話し XV

 アタシは・・・・・

 朝鮮に居た頃も

 日本に渡って来てからも

 どんなに頑張って一生懸命働いても

 感謝をされることなんか

 一度も無かった・・・。


 それどころか・・・・・

 たとえどんなに頑張っても

 本土じゃ朝鮮人というただそれだけで

 どこか蔑むそんな目をして見られることも

 多かったんだけど・・・。


 慰安所では・・・・・

 アタシが居た慰安所では

 身体を売るようなことをしてる

 朝鮮人のそんなアタシにさえも兵隊さんが

「ありがとうな」って深々と頭を下げるんだよと

 そんなことを口にしたアジュンマの目は

 すこし涙目だった・・・。

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