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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
54/218

アジュンマの話し XIII

 アジュンマの店の・・・・・

 棚の上に置かれたポータブルなテレビに

 第二次世界大戦の際に日本軍が行なったとされている

 従軍慰安婦に対する非人道的なその扱いに抗議をする為の

 韓国国内での反日のニュースが映しだされていた・・・

 ここのところ最近よく目にするそんな映像を

 黙って見ていたアジュンマが言った・・・。


 真実とは決して一つじゃない・・・・・

 真実とはそれを目の当たりにした者の見解であって

 だからそれを目の当たりにした者の数だけ真実が存在しても当然

 だからアタシの知っている真実とは違うんだけれど

 あの人たちが涙ながらに訴えていることも

 きっと真実なんだよ・・・。


 でもねえ・・・・・

 あの人たちは誰かに利用されているような

 あの人たちは誰かの思惑でやらされているような

 なんだかそんな気がしてならないのはアタシだけなのかね・・・

 そう言ってアジュンマは煙草を揉み消した。

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