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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
24/218

アジュンマの話し VI

 軍慰安所従業婦・・・・・

 今まで聞いたことのない言葉に

「それって何をする仕事なの?」って尋ねると

 いつも下卑た笑いを浮かべている同郷のその男が

 さらに下卑た笑いを浮かべて

 口にしたことは・・・。


 アタシが思ってた・・・・・

 軍隊での飯炊きかなんかの仕事とは明らかに違って

 戦地で将兵の性的欲求に応じる仕事だって聞いて

 まだウブだったアタシが顔を赤らめていると

「仕事が仕事だけにこっちの方はいいんだぜ」

 そう言うと男はお金を意味する〇印を

 親指と人差し指の先をつけて作って

 アタシに見せた・・・。


 ちなみに・・・・・

 戦後は『従軍慰安婦』なんて言ってるけれど

 当時は『軍慰安所従業婦』って呼ばれてたんだと

 そんなことをアジュンマが言っていた・・・。

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