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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/


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239/242

今頃になって悪夢が

 その人は・・・・・

 話題が戦争の頃の話しになると

 それこそいつもその話題から巧みに外れて

 今までなにも話そうとはしなかったんだけれど

 その日その人は酔っていて・・・。


「あれは・・・・・

 あんな残虐なことをしたのは

 中国共産党の抗日ゲリラを一掃する為に

 大勢の民間人まで殺害して村を焼き払ったのは

 逆らうことなど決して許されない軍部の命令に従った

 私の中の悪魔がしでかしたことなのだから

 だから私には罪はないのに・・・。」


「なのに・・・・・

 なのになんで今頃になって

 あのとき戦争というある種の高揚感で

 私の中の悪魔が笑いながら殺した中国人たちが

 それこそ毎夜毎夜夢の中に現れて魘されて・・・。」

 そう言うとその人は強い酒をまた呷った。

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