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僕に託された戦争体験  作者: kei (^-^)/
19/214

アジュンマの話し V

 日本での・・・・・

 朝鮮にいたときよりも豊かな

 そんな暮らしの中で弟が産まれた・・・

 そして直ぐにまた母が子どもを授かった

 そんな矢先に父がアタシたち家族を捨てて

 日本人の未亡人と一緒に失踪した・・・。


 到底・・・・・

 幾ら朝鮮にいた頃よりも

 収入は上がったとはいっても

 女工のアタシ一人の稼ぎだけでは

 身重で働けない母とまだ幼い弟たちを

 養うことなど出来やしないのは目に見えていて

 どうしたものかと途方に暮れていたら・・・。


 同郷の・・・・・

 いつも下卑た笑いを浮かべている男から

「今ならすごく割のいい仕事があるぜ」って

『軍慰安所従業婦』を紹介されたのだと

 アジュンマは言った・・・。

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