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詞、紡ぐ場所。

待つの

作者: 蒼井托都

この心臓も一緒に止めて

出来ないなら独りにして

途方もない哀しみを

誰とも分け合えないなら

消化できるまで

あたしのことをどうか

分かろうとすらしないで放っといて


呼吸の仕方を教えて

肺がずっとずっと痛まず

発狂したい衝動を断って

明日が来なければいい

・・・なんて自由に現実逃避しても

変えられない現実を変えて


眠るように息を止めた

真っ白な眩暈で

あなたの顔が見れない

動かない手を取って

誓いの指切りをして

生きる約束に唇を噛み千切りたい


そして

あなたのことを待つの

いつまでだって待つの

空から注ぐ太陽の光が

目に痛くて泣けてくる

あなたのことを待つの

いつまでだって待つの

もう二度と会えないとしても

ずっとずっと待っていたいんだよ


これからも待つよ

どこにいたって連絡が取れるように

待つよ

少しずつみんながあなたを忘れても

待つよ

思い出に少しずつ触れながら

あたしは待つのが好きなんだよ


嘘だよ


一秒一秒進む時間が

あなたといた日々から遠ざかる

嫌でもあたしは生きていく

止められない未来に踏み出す

隣にあなたは居ない


あなたのことを待ちたい

いつまでだって待ちたい

きっと生まれ変わって

またあたしを見つけるんでしょう?


だから

あなたのことを待つの

いつまでだって待つの

あなたとあたしだけの秘密が

重苦しいのに愛おしい

あなたのことを待つの

いつまでだって待つの

もう二度と会えないとしても

ずっとずっと待っていたいんだよ


これからも待つよ

何度あなたの名前を呼んでも

待つよ

返事がない虚しさをやり過ごして

待つよ

今はもうこれしか無いんだ

あたしは待つのが好きなんだよ


嘘でも

待つの

嫌でも

待つの

いつまでも

待つの

息絶えるまできっと

信じるの




(C)Aoi Tact

20.05-06

某有名な待つ歌は全然関係ありません(一応

もう少しライトに待ちたかったんですが、冒頭から果てしなく重たい待ち方になりました。

詞としたいようでややこしいのにした感じもする(まずまとめきれてないのでこれから)

ひたすらどこまでも待っていたいひとがいるあなたへ。僕と同じく。

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