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始まりの季節
この小説を読んで頂いきありがとうございます。
これは実際の話を皆様に分かりやすいように綴った内容です。
文字を書くという事に慣れてない私ですが、最後まで読んで頂けたらと思います。
どうぞお楽しみ下さい。
「よっしゃーーー」
周りが田んぼだけらの家の玄関にある郵便ポストから1枚の葉書を取り出し、心の中で叫んだ。思わずガッツポーズが出てしまい、田舎で人の行き通りがないことにホッし笑みを浮かべた。
僕は急いで制服のズボンから携帯を出し、メールboxの『千夏❤』と書かれているフォルダを開きメールを送った。
受かった。その一言だけ。返事はすぐにはないが、僕の心はかつて無いほど弾みながら玄関のカギを開けた。手に持った葉書には合格通知書の文字があった。
季節は秋から冬に変わろうとしていた。高校生活最後の年、僕のあの頃の始まりの季節でもあった。