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第1章 7話

ミノタウロスと戦うはめになってしまった。

しかも一人で。

ロボさんの手助けは期待しない方がいい。

何故なら、ロボさんは私は帰ってしまっていると思っているはず。

こんな奥まで来てるなんて、思っていない。

だから、このモンスターとは一人で戦うしか無い。

まずは距離を取る。

だいたいにおいてミノタウロスというモンスターは、攻撃力は高いけど動きは鈍いと相場が決まっている。

はたして、こいつはどうかな?

油断なく距離を取る。

もし万が一動きが速くても、なんとか反応出来るように。

警戒はしておいた方がいい。

ん?

来る!

だけど。

その動きは鈍い。

やはり、こいつもゲームと同じ。

それならば。

スピードでかく乱した方がいい。

あまり深追いはしないで。

まずは当てるだけ。

「えい!」

ちょこっと当たった。

まずはこれぐらいでいい。

当てては逃げる。

これの繰り返しをする。

単純だけれども。

これぐらい動きが鈍い相手ならば通用する方法。

あんまり正々堂々という戦いでは無いけれど。

まずは生き残る事が先決。

それに、私はまだ戦いの経験が足りない。

格闘の経験すら無い。

ほとんど、見よう見まね。

格闘ゲームのキャラの動きを参考にしているようなもの。

あまり実戦向きとはいえないかもしれない。

それでも、戦わないといけない。

ならば。

どんなに不格好でも。

どんなに卑怯っぽいやり方であろうとも。

まずは生き残る事が先決。

だから。

こんな方法をとるしかない。

今の私に、他の方法を取れるほど戦いの経験は無い。

まずは当てて逃げる。

その中で活路を見いだす。


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