表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/148

第7章 8話

「あと、もう一つ聞きたい事があるんだけど」

こういう何でも聞きたがるのは、どうもお姉ちゃんを見て育ったせいかもしれない。

お姉ちゃんは知らない事があると、素直になんでも聞いたり調べたりしている。

あれだけ知識があるにも関わらず。

そういう所は見習いたいと思っていたけど。

無意識にそうしている自分に気づく。

「なんで”ヤマタノオロチ”なの?」

あまりにも基本的な疑問。

色々余裕が出来てようやく聞ける感じになっちゃったけど。

「だって、この世界を襲うのって悪い人間だったり、神だったりするじゃない?それなのに、日本に伝わる”ヤマタノオロチ”ってなんでだろう?って思って」

普通、こういう場合は手下として出てくるなら違和感は無い。

でもそれがボスなんて。

「そうね。これがドラゴンなら納得するの?」

「うん」

ドラゴンなら、いろんな神話にも出てくるし。

「それが日本で言う”ヤマタノオロチ”って事よ」

え?

「8つの能力を持つドラゴンの姿が”ヤマタノオロチ”として伝えられた。こう捉えたら?」

まさか!?

でも。

確かに、そうなると分かるかも。

日本には竜という概念は無い。

”龍”ならあるんだけど。

似て非なる存在。

竜、いわゆるドラゴンとなってるのと。

龍というのは全然姿が違う。

だからこそ。

伝わる中で姿かたちが変わっていったかも。

こういう事に限らず。

神話というのは、微妙に中身が変わっている事は知られている。

だからこそ。

ドラゴンが龍となる事もありうる。

それがヤマタノオロチ。

「って事はドラゴンと戦うって事か?」

「そうよ?」

あっさりと言った。

「ここまで来たらヤマタノオロチもドラゴンも変わらないよ」

どっちもとんでもない相手である事は間違いない。

私はすでに覚悟は決めている。

どうせ、私は接近しないといけないんだから。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ