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第1章 6話

ロボさんは何処まで行っちゃったんだろう。

私が考え事をしている間に。

ずいぶん先まで行ってるみたい。

走って追いかけてはいるんだけど。

全然、姿が見えない。

あっ!

分かれ道。

右か、左か。

どっちに行ったのかな?

これは考えても仕方が無い。

その場にいないと分かんないんだもん。

よーし。

まずは右!

なんとなくってのが理由。

こういうのは、あまり深く考えたってしょうがない。

外れたら外れた時に考えよう。

走る!

え?

通路がずっと続いていたと思ったら。

開けた所に出ちゃった。

とりあえずは、何も無さそうだけど。

なんだろう。

何かまとわりつくような感じ。

何かがいる。

そういう予感がする。

「雷拳!」

戦闘態勢は整えておいたほうがいい。

気のせいなら、その方がいい。

でも。

戦いなんて、まだまだ初心者だけど。

ここは嫌な感じがする。

ちょっと足を進める。

いつ、何がおきてもいいように。

見渡す限りは何も無いけれど。

もしかして。

上?

そう思って見上げたら。

予感的中。

巨大なモンスターが振って来た!

危ない!

飛び避ける。

まったく。

ゲームなんかではありがちな演出だとは思ったけれど。

まさか、本当に上から振ってくるなんて。

その振って来たモンスターは。

これまた、よくゲームで見るような姿。

ううん。

これは世界的にも有名な姿かもしれない。

頭は牛だけど、首から下は人間の姿をしていて斧を持っている。

ミノタウロス。

そう呼ばれているモンスターだわ。

確か、結構強いモンスターなはず。

それこそレベル1のキャラが挑むようなモンスターじゃない。

こういうモンスターが出現する場合、大抵の場合は中級ぐらいの時。

こんな、いきなり初っぱなから出てくるレベルじゃないはず。

ゲームバランスが悪い!

そう思った所で仕方無い。

これはゲームじゃないんだから。


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