表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/148

第3章 青龍

修行の試練を終えた私達は、神殿の中へと入る。

神殿とは言うけれど、正直な感想としては神社のような日本的な雰囲気がある。

木造なのがそのせいなのかも?

ただ全体的に青い色が目立つ。

これは青龍の色が青色だというのも関連があるのかもしれない。

「あなた達はここで修行してもらいます」

そう言って案内された所は。

かなり広い広場。

その中央にはかなり広いマットがある。

これは?

「まずはその中に入ってもらいます」

ふむ。

どうやらこの中で修行をやるみたいね。

足を踏み入れる。

それほど堅くない、かと言って柔らか過ぎでも無い。

歩いたり走ったりするのにそれほど邪魔になるような感覚じゃないわね。

ここで何を?

「手っ取り早く強くなる方法は一つ」

え?

「強い敵と戦う事。それはあなたが一番分かってるはず」

まさか!?

確かに。

さっきのジャイアント・エレファントと戦った時は、急激に成長したような感じだったけど。

「それで、何と戦わせる気や?」

そうだ。

それが一番重要。

「今のあなた達なら楽勝だと思いますけどね」

そう言いつつ出して来たのは。

一匹の龍だった。

よくRPGで出てくるドラゴンじゃない。

どっちかと言うとゲームや漫画で出てくる”青龍”はこっちのイメージが強い。

って。

「これと戦うの!?」

いくらなんでもレベルが違い過ぎると思う。

こっちはまだ冒険に出たての低レベルなのに。

最後のボス近くに出てくる門番クラスだよ、これは。

「言ったでしょ?あなた達なら楽勝だって」

いや、絶対楽勝ってレベルじゃないと思う。

「その中で戦ってる限りは命の保証もするから、安心して全力を出しなさい」

何かさらっと、とんでもない事を言ってる気がする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ