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第2章 2話

あれ?

「あれって、神殿?」

山の頂上に何か見える。

「せやな。どうやらあれがわいらの目的地ちゅーわけや」

見つけたはいいけど。

どうやって行けばいいんだろう。

山はかなり厳しい。

普通に登るのは大変そう。

「これ、どうしよう」

道なんて無さそうだし。

「なあ、これ。なんや?」

え?

ロボさんが何か見つけたみたい。

「え?」

思わず驚いた。

それは。

洞窟。

奥は暗くてよく分からないけれど。

けど驚いたのはそれではない。

そこに木で出来た立て看板があった。

そこにはこう書いてあった。

『神殿にご用の方はこちらを利用して下さい』

「つまり、ここを通っていけって事なのね」

かなり便利。

わざわざこういうのがあるなんて。

あれ?

ちょっと待って。

何か、とんでも無いのも書いてある。

『この洞窟はすごろくのようになってます。様々な危機を乗り越えて下さい』

えっと。

「”すごろく”って何や?」

「私の世界での遊びよ。サイコロを使って出た目だけ進んで、そのマスに書いてある指示に従うみたいな感じで。それで先にゴールにたどり着いた人の勝ちなんだけど」

この場合、私とロボさんの競争って訳じゃないと思う。

問題は。

どんな危機があるかって事よ。

「でもあそこに行くにはここを通るしかあらへん」

確かに。

この山を登るのは、まず不可能。

つまり。

ここを通るしか無い。

さて。

何が出てくるのやら。


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