表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖域  作者: 早坂知桜
3/13

第3話 ハムのせご褒美

 魔法の箱を開けたちーちゃんが、ひやっとした風の中からピンク色のかたまりを取り出した。

「今日は特別に、ハムものせてあげるね」


 ぼくの耳がぴんっと立った。

 しっぽも思わずばさばさ振れる。


 チーズ大盛りだけでも満足なのに、その上に薄く切ったハムがのっていく。

 焼ける匂いが漂ってきて、鼻先が熱くなる。


「はい、ルーファスの分」


 差し出されたピザを前に、もう“わん”って鳴きそうになった。

 けど、神狼だから……がまんした。


(……ちーちゃん、ありがとう。ハムは最高だ……でも、ちーちゃんがくれるなら、なんだって最高だよ)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ