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君と見たかった夏花火

作者: 昼月キオリ



一人きりで

遠くに聞こえる花火の音だけが

聞こえている


君は誰と見ているの?

夏花火


ここに影は一つ

空を駆ける短い音が

一つ一つ胸に刻まれてくの


君と見たかった

夏花火

花火が消えたのに

まだ

心に咲いているよ

夏花火・・・



一人ぼっちで

遠くに歩いてく人びとの波が

見えている


君もそこにいるの?

夏花火


そこに影はいくつ

空を駆ける短い音に

どんな想いを乗せているのか


君と見たかった

夏花火

花火が消えたのに

まだ

心に咲いているよ

夏花火・・・



名前もアドレスも知らない

君がいない夏の空を

一人で眺めている


好きな物も嫌いな物も知らない

君がいない夏の夢を

一人で見ている



君と見たかった

夏花火

花火が消えたのに

まだ

心に咲いているよ

夏花火・・・


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