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君は知らないでいる

作者: Soraきた

君だけの恋

選んだ恋の先にしあわせがあると信じているのは

君らしいことでもなく

君以外の誰についても

あたりまえのこと


打ち明けられた恋の相手は

僕も知っている人

だから、こころはザワザワ

君はそれを知らない


・・大丈夫かな?

君が不安げに言ったその言葉は

これからの君のしあわせについて語ったこと

無視できれば何よりなんだけど


大丈夫か、大丈夫じゃないか

どちらかと言えば

大丈夫・・・だろう

歯切れの悪い僕の返事に

君は浮かない顔でため息をつく

その、ため息の重さは

僕の方が間違いなく

重いはずなのにね


僕は、

君の好きな相手について知らない人だと

いつまで嘘を言い通せるのだろうか


それと同時に

君は僕の気持ちに気づいていないことは

正真正銘の事実



「あなたはわたしの味方じゃないの?」と


『いや、僕は君の味方だよ

恋以外のことについては・・』

なんてことは、

絶対に言えないこと





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