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最強のUMAになりました!?

第5話戦闘


......ゴブリンだ、あきらかに空想上のゴブリンだ、アニメやゲームのゴブリンだ.........ううぉぉお!キター!!ゴブリン、キタコレ!マジで現実のゴブリンじゃん!

俺は思わずガッツポーズをした。それをみたゴブリンはビクッ!と動き、手に持っていた傘ぐらいの長さをした槍をこっちに向けて少しずつ距離を取ってきた。

(まぁ素手で木をえぐるバケモノ相手にたった一人のゴブリンじゃ無理だろうな、適当に威圧いあつをかまして追っ払うか)

そんな時、ガサッと音がして、そこら中の草むらから別のゴブリン達が現れた。数は最初のを合わせて十体程で傘ぐらいの長さをした槍を持っている。

「ガギャッ!ゴゴガ!ゲッ!」

何か最初のゴブリンが急にそんな声を上げて、それを聞いたゴブリン達は何か戦闘態勢に入った。

(何かヤバい雰囲気になったな)

『WARNING ゴブリンのヘイトが威圧で対処出来ないレベルになりました』

マジかよ!さっきまで逃げようとしてたじゃん!あれか!仲間が来たから何とかなるかもとかか!?ふざけんなよ!どうしてゴブリンはゲームでも今この状況でもめんど臭いんだよ!?せっかく逃げられるチャンスを作るとこだったのに!あ〜もう!

(もう、こうなったら戦うしかないのか!?)

『ANSER それが良いでしょう』

「お前に聞いてない!」

今俺が言ったことが引き金になったのかゴブリン達は一瞬ビクッ、としたがその後、いっせいにかって来た。

(やばっ!耐久度アップ!)

だがその前にゴブリン達の槍が俺に刺さった。......いや、刺さると言うより当たると言う方が正しい、いちよう当たりはしたが俺のプロテクターに当たると槍の先端がポッキリ折れた。

......俺もゴブリンも静寂せいじゃくに包まれ少しして俺は謎の声に聞いてみたら『QUESTION それは私に聞いたのですか?』と聞いてきた。あ、ちょっと気にしてる。

「あぁ、そうだ、さっきは悪かった」

取り敢えず謝ろう、何か気にしてるのかもだし。

『ANSER お気になさらずに、それでは先程の質問の答えは、貴方の装甲肌プロテクターは地球の防弾チョッキより頑丈に出来てるので貴方を倒すには、かなり火力の高い武器が必要です。よって、ただの槍では装甲肌プロテクターに傷を付ける事も出来ないでしょう』

(マジかよ!それじゃあ耐久度アップの意味ないじゃん!つーかそれ生き物なの!?かなり高い火力じゃなきゃダメージを与えられないって!まるでバケモンじゃん!............そうだった!俺バケモンじゃん!)

そんな事考えてるとゴブリン達は体制を整えようと俺から距離を取ろうとしたが今の俺はそんなに優しくないので、取り敢えず近くにいたゴブリンの頭をガシッとつかんで握り潰した。

「ゴッ!.........ガァ」

そんな声を上げてゴブリンは崩れ落ちて、それを見たゴブリン達はようやくヤバい奴に手を出したことに気付いたようで我れ先にと逃げ出したが、やはり今の俺は優しく無いので、あっという間に残りの九体も殺していった。

『SUCCESS 貴方のレベルがさんになりました』

なんだかんだで異世界に来て一日もしないでレベルが三になっているのであった。

取り敢えず殺ったゴブリン達の死体を食べて空を見るともう夕暮れだったので寝る場所を探して歩いていると丁度いい洞窟どうくつが有ったのでそこで俺は一晩寝る事にした。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


朝になったので「うーん」と背伸びをしてると謎の声が『GREETING おはようございます。』と挨拶して来たので俺も「おはよう」と返すと『INFORMATION 軽く一時間を超えたので獲得能力が使用可能です』と返って来た。

(うーん起きて早々何も思い浮かばない)

頭の中は色々ぐちゃぐちゃしていて考えらんない。

『TENDER 貴方が此方こちらの世界に来た時にシャドーマンと言いましたが獲得しますか?』

(あ〜何か言ったな)

「シャドーマンって何の能力だ?」

『ANSER シャドーマン正式名【シャドーピープル】の能力は〈不可視〉〈物質透過〉〈心霊現象ポルターガイスト〉の三つが有ります』

(不可視!ポルターガイスト!すげぇ!でも物質透過って何だ?)

すさまじい能力の数々(かずかず)に興奮して頭がえてきたが分からない能力が有って、それが物質透過だ。

『ANSER 物質透過は物をり抜ける能力です』

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