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「ということで、今に至っています(笑)」

「ひゅ~!!」

「恋愛って本当わからないよね(笑)」



笑いながら、コーヒー片手に話す彼女達。


1年前と唯一違うのは、全員に彼氏がいて、その恋愛が幸せなものに変わっているということ。そんな彼女達は、この報告会の最後、こう誓いを立てた。



“次に全員がそろう頃は、幸せな家庭を気づくこと。”



と・・・



数年後


「いらしゃ~い!!」


双葉と桧垣のカフェは、大賑わい。

店の中は、焼きたてのパンの香りとコーヒーの香り、そして・・・たくさんの子どもの声が広がっていた。

今日は、通常営業をお休みして、貸切。

なぜなら、今日は特別なパーティーの日だからです。


「双葉~久しぶり!」

「優奈!加賀美さんも!」

「久しぶりです!」

「かわいい~!!」

「ばふっ!」


優奈と加賀美の間には、つい先日、男の子が誕生。

名前は“そう

加賀美の“漢字一文字の名前にしたい”という意見と、優奈の“音に関する漢字を使った名前にしたい”という意見から考え出された名前なんだとか。


「大きくなったね(笑)」

「も~すっごい泣くし、笑うし、よく食べる。元気で元気で(笑)」


そうはなしながら、カフェの中に入る双葉と優奈ファミリー。

店の奥には、全員がそろっていた。


「久しぶり!!奏ちゃん初参加!!」


そういって出迎えた実理と風馬、そして子どもの柚子ちゃん(3歳)

結婚式と同時に妊娠(=柚子ちゃん発見)がわかり、いろいろ大変だったこの夫婦。しかし、たくさんの幸せに包まれながら柚子ちゃんはすくすくと成長して・・・


「わ~!!赤ちゃんかわいい!!だっこしていい?」


立派なお姉ちゃんになってます。


一方、葵と小暮の年の差夫婦。彼らにも子どもが生まれている。

名前は悠斗ゆうと年は、2歳。やっと言葉を話し始めたかなぐらいで、小さなお口からこぼれるかわいい言葉がかわいい。そして、男の子にしてはおとなしく、いつも小暮や葵の足元にくっついている。


「ゆう~ちゃん。」


柚子ちゃんが悠斗君の顔をのぞきこんで呼ぶのだが・・・


「・・・にゅ~・・・。」


人見知りが激しい。

そこが、葵と小暮の悩みでもある。


そんな彼女達を迎えた双葉。

実は・・・


「どう、調子は?」


優奈のその言葉に双葉はニコニコしながら「順調(笑)」と答える。

おなかをさすりながら。


現在妊娠5ヶ月

夫である桧垣に支えられながら、のんびり妊婦さん生活中である。


「は~い、お待たせ!!」


キッチンから焼きたてのパンを持って登場した桧垣。

焼きたての香りが部屋の中を包み込んでいく。


「ハーイ、お待たせ(笑)」


桧垣はハニカミながら、柚子ちゃんと悠斗君に小さめに焼いた米粉パンを渡す。すぐにぱっと取った柚子ちゃんに対して、もじもじしてなかなか受け取らない悠斗君・・・。そんな彼に、桧垣はこう話す。

「パン君、悠斗君のこと待ってるよ~おいしいよ~あったかいよ~!!」


ちょっちょっと小さな口にパンを当ててそう話す桧垣。すると、悠斗君は、ぱくっとパンをかじったのである。


「どう?」

「・・・おいひ~(笑)」


にこっと笑う悠斗の姿に葵も小暮もびっくり!


「葵!カメラ!はやくはやく!」


この瞬間をのがさまいと慌てる親をよそに、悠斗君は小さな手でパンを持ってむしゃむしゃ。そんな彼に「おいしい?」と柚子ちゃんが質問。その空間だけ一瞬ほのぼのとしたのは言うまでもなかった・・・。


数時間後


「じゃ、久しぶりにはじめましょうか!」


丸い木のテーブルを囲む優奈、実理、双葉、葵

数年前と同じ光景がそこにあった。しかしその時と違うのは、あのときの約束どおり、みんな大事な旦那様がいて、かわいい子供もいて、幸せな家庭を築いているということ。


時間が流れようと、離れ離れになろうと、ずっとこの関係は続く。コーヒーとお菓子、それぞれの話を片手にこの会議は続いていくのである。


ずっと・・・


fin




おひさしぶりです。

清田花音です。


「彼女達の恋愛事情」いかがでしたでしょうか?

87話以降の掲載がかなり遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

So-netブログに最終回を掲載してからだいぶたっての小説家になろうでの掲載だったため、内容を知ってるなんて方もいらっしゃると思います。


本当に申し訳ございませんでした。


さて、お話本体のことなのですが、このお話を書いていて恋愛って本当に難しいということを思ってしまいました。本当色々な恋愛事情があり、恋愛の様々な形があると思います。そんなことを考えながらこのお話を当時書いていました。

これからも何か恋愛系のお話が書けたら良いな。


ということで、これからもよろしくお願いいたします。


2016年1月

清田花音

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