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店の中は、モダンな雰囲気ではあるが、ナチュラルな雰囲気を醸し出していた。桧垣は、カウンターの中に入ると、そのまま奥の部屋へと入っていく。


「ねぇ、みんなチャレンジしてみない(笑)」

「何を?」

「ラテアート(笑)」


そういって、ニコッとしながら双葉はマグカップを手にしていた。


コーヒーの豆が挽かれ、ペーパーの中に入れられていく。少しずつ進む工程をじっと見つめる優奈達。


「ちょ、そんなに見られたら恥ずかしいって(笑)」


恥ずかしがる双葉に「だってすごいんだもん!」と返す葵。優奈と実理にいたっては開いた口がふさがらなかった。


数分後

カップの上に白いキャンパスが広がる。その横に液状のココアと木のスティックが置かれていく。そして、みんなのラテアート体験が始まった。カウンターで真剣な顔でスティックを動かしていく女性陣。そこに香ばしい香りが・・・


「できた~!!」


優奈の一言で空気が一変する。みんなでそのカップを見るのだが・・・


「ちょ・・・これ・・・犬?」

「違うって、猫だって!」

「うそだ~!犬だって!」

「いや猫だって!」


優奈の腕前に犬猫論争が開始されてしまった。そこに香ばしい匂いを漂わせながら桧垣がやってくる。

そして、例のラテアートを見て・・・


「お前、相変わらず・・・これなんだよ(笑)」


と言うなりゲラゲラ笑い始めた。


「いいですよ。どうせ下手ですから(悲)」


シュンとしょげてしまった優奈に桧垣は「これ食べて元気出せ(笑)」と言って、焼きたてのクロワッサンを渡した。


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