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一方、優奈は・・・
「ごめんね。大事な日なのにこんなこと手伝わせて・・・。」
「大丈夫です!」
加賀美の元に居た。実は数日前の晩に試合で足を痛め、松葉杖をついていたのだ。
「それより、足の具合どうですか?」
「だいぶましにはなったけど・・・イテッ。」
無理に立とうとした加賀美。しかし、右足に激痛が走り断念。
「まだあんまり動けそうにないですね(笑)」
「うん・・・」
試合が出来ない・・・そんなもどかしさと戦っている加賀美が心配で仕方ない優奈。そんな優奈を見た加賀美は慌てながら・・・
「心配しないでくださいよ!ほらっ!」と言って痛めた足を少し持ち上げる。
「とにかく、俺のことは置いといて楽しんできて!駄目だったら、あいつら呼ぶからさ(笑)」
笑顔で優奈にそう話す加賀美に少しホッとした優奈。俺を見た加賀美もホッとした。
数分後
「じゃ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
玄関で軽くキスを交わす2人。そして笑顔で優奈はドアを開けて出て行った。




