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「葵・・・」
「覚悟決めたんだね。」
実理と風馬は、一緒にソファーに座りながらそのメールを眺めていた。すると、いきなり風馬が立ち上がると実理をお姫様抱っこ。
「ちょ、いきなり何?」
「何って・・・内緒(笑)」
そういいながら、風馬の足は寝室に向かっていった。
その頃、優奈は桜奈と一緒に部屋で加賀美の試合の写真を眺めていた。
「お姉ちゃん。」
「何?」
「携帯鳴ってる。」
桜奈に言われて、携帯の着信に気づかないなかった優奈。そして、メールを確認・・・
「大丈夫かな・・・葵。」
「どうしたの?」
「葵がね・・・木暮さんとより戻すって。」
「大丈夫だよ。」
「何でそんな事いえるの?」
「だって、いろいろ困難があったほうが恋愛って燃えるんでしょ?」
「なんか・・・違うくない、その答え?」
「そうかな・・・。」
そんな会話をしながらも、優奈の心の中では不安が広がっていく・・・
「メールしよう。」
Re:ありがとう
内容
そっか。それが葵の気持ちなのね。
その気持ちを思いっきり木暮さんにぶつけておいで(笑)
加賀美さんには私から伝えておくから。
じゃ、また報告待ってるね。
優奈はそのメールを送ると、再び桜奈と一緒に写真を見比べていた・・・
一方、双葉はというと・・・
「葵は・・・もと鞘か・・・」
そういいながら、机の上の写真を眺めていた。
「私は・・・ある意味三角関係だよ・・・。」
双葉が忘れられないでいる桜井。
双葉に告白した桧垣。
桧垣と桜井は幼馴染・・・
桜井はこの世にいない、でも桜井が好き。
いまだにぐちゃぐちゃな状態のままの気持ちが、双葉を押しつぶそうとしていた・・・




