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葵の部屋の宴はお開きになり、みんな部屋を後にする。双葉の後を追うように桧垣も部屋を後にした。
「名倉・・・。」
桧垣は、双葉を呼び止めると双葉の手を掴み「少し付き合ってくれ。」といって、双葉を引っ張るように歩き始めた。
その頃、優奈と加賀美も葵の部屋を後にし、とぼとぼと暗い道を歩く。
「大丈夫かな・・・葵」
「大丈夫だよ、きっと。」
「でも、いきなりあんなこと言うと思わなかった。」
「そうですか。」
ニコニコしながら、葵のこと、自分たちの近況いろいろ話しながら歩いていく。
そして、最寄の駅にたどり着いた。
「じゃ・・・。」
「今度は、2人で会おう。」
「うん。」
少しハグをして、加賀美と優奈は別れた。




