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プルルル・・・


ガチャ


「もしもし。」


「よかった。番号変えてなくって。」


「新しい番号にしたら覚えられないんで(笑)」



榊は、車の中から一か八かで、登録されていた木暮の番号に電話した。つながって喜ぶ榊とは反対に声に覇気のない木暮の声。そんな木暮を気にも留めず榊は飲みに誘った。



「じゃ、7時にいつもの場所でね~。」




プチ・・・


プ~・・・プ~・・・



「相変わらず、榊先輩は強引だ・・・」



木暮は、冷や汗と荒い呼吸に苦しみながら、デスクで記事を書いていた。デスクトップのPCの横には、ペットボトルの水。木暮はそれを一気に半分ほど飲み干すと、ふたを閉めてデスクに置きなおす・・・。



「・・・シカトしたら・・・マジでシバかれるよな・・・」



木暮は重い身体を引きずりながら、部屋を後にした・・・。



その頃、葵の部屋では・・・


「まさか家に集まると思ってなかった・・・。」



葵の家に、実理と風馬、双葉と桧垣、優奈と加賀美が集合。恋愛報告会という名の宴会が開かれていた・・・。



「でさ~、どうすんの、葵?」

「まさかの再会から・・・付き合うそれとも?」


「も~!!人事だと思ってるでしょう、優奈、実理も(怒)」



冷やかす感じで青いにそっと木暮のことを聞いてみる実理と優奈。その答えをまだ出せずにいる葵。その様子を双葉は梅酒に口をつけながら静かに見つめていた。



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