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その頃、優奈の携帯にも加賀美からメールが入っていた。
件名:不審者の件
内容
南沢さんすいません。
さっきの不審者、僕の後輩でした。
後で叱っておきます。
ご迷惑おかけしました。
ご友人の方にもご迷惑をおかけしたことをお伝えしていただいてもいいですか。
優奈は、双葉にこのメールを転送し事を伝えた。
その後すぐ加賀美が席に戻ってきた。
「不快な思いをさせてすいませんでした。外、出ましょうか?」
そういって不安そうに私に尋ねてきた。
「そ・・・そうですね。でも、気になさらないでください。大丈夫ですから。」
優奈はそういって静かにコーヒーを飲んだ。
「あの・・・お友達の方はどこに・・・。」
「あの席のグループ・・・全員です(笑)実は・・・ホテルの時から・・・」
「そ・・・そうだったんですか・・・」
「あ・・・たまたまラウンジにケーキを食べに来てた時に私たちを目撃したらしくって・・・あの、これ加賀美さんのケーキです(笑)」
「ありがとうございます(笑)ちょ、ちょっと待ってくださいね。」
加賀美は席を立ち、カウンター方向へ・・・
「どうしてここにいるのかな~・・・お二人さん?」
「せ・・・先輩・・・」
「か・・・加賀美先輩・・・ど・・・も・・・です。」
「ちょっと、こっち来てくれる?」




