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(ジム近くのカフェ)
優「加賀美さん・・・まだみたい・・・。」
優奈は、しきりに腕時計の文字盤を確認していた。
桧垣達は別のテーブルに座り、優奈の様子とカフェの入り口を見張るように眺めている。
数分後・・・
双「来ました!加賀美さん。」
桧「きちんと着替えてる。あのまま(=スーツ姿)来るのかと思った。」
実「先輩(笑)それじゃ加賀美さんばれちゃいますよ・・・さっきと同じ格好だと。」
加賀美は優奈を見つけ少しはにかみながら席に着いた。
その時、葵は異変に気づく。
葵「双葉。」
双「な~に?葵ちゃん?」
葵「あそこ、見て。」
葵の目線の先には加賀美たちのテーブルを伺う数人の人物がいた。
実「なんか怪しいよね?」
桧「あぁ・・・名倉。南沢にメールして。」
双「え?今ですか?」
桧「あぁ、あれ、マスコミかもしれないから。」
双「了解です。」
双葉は迅速かつ正確なメールを優奈に送信した。




