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(双葉・桧垣)
「あ、いた!ゆ・・・」
「名倉!」
桧垣は、双葉の頭を思いっきり下に押しこんだ。
「桧垣先輩・・・痛いです。」
「おい、あれ・・・昨日話してた加賀美って奴じゃ・・・」
「え・・・あ、ほんとだ・・・」
「邪魔しないほうがいいな。」
「みんなにも連絡します。」
(葵)
葵は電車で移動していた。
「こんな時に・・・って双葉?」
携帯がメールの着信を知らせていた。
件名:時、すでに遅し。
本文は無く、加賀美と優奈がロビーでコーヒーを飲んでいる写真が送られてきた。
「まじで・・・(焦)優奈、大丈夫かな・・・。」
(実理・風馬)
実理と風馬はお店の配達車で移動中だった。
「双葉からだ・・・。」
内容は、葵のものと一緒。
「え~~~~~~~~~~~!!」
「どうした!実理!」
「2人がロビーで会ってるらしい・・・。」
「件名どおりだね・・・。」
「大丈夫かな。優奈・・・。」
「とにかく、近くで見ていたいんでしょ。」
「うん。」
「じゃ、行こう。」




