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(翌朝)
(葵)
葵は、優奈の家から帰宅後、部屋のソファーになだれ込むように倒れた。
「優奈はレスラーに告られ、実理は彼氏とラブラブ同棲中。双葉はまだ片思い・・・。私は・・・ほんと男運無いな・・・。」
そうつぶやき、ソファーで眠ろうとしていた。
そんな時、来客を知らせるチャイムが鳴る。
「う~・・・誰?」
ドアを開けると、一人の男が立っていた。
「隣りに入居します風見です。よろしくお願いしま・・・」
どこかで見たことある。
「「あ・・・昨日の!!」」
その男性は、昨日の電車で応急処置を施していた医師だった。
「あの子大丈夫でした?」
「一応。オペをして、一命はとり止めました。あとは回復を待つだけですね。」
「よかった。でも、偶然ですね・・・・」
「本当ですね。これから隣なんでよろしくお願いします。あ、あと、兄がすぐ近くで開院するんで、そっちもよろしくお願いします。俺もそこで働くんで。」
「は・・・はい。」
風見はそういって部屋に戻っていった。
「ほんと・・・偶然。というか運命?ってなことないよね。っていうか・・・」
風見が葵に渡した菓子は、実理の彼氏、風馬の店の商品だった。




