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とある駅にとある扉がある。それは錬金術士が作ったもので距離を一瞬で縮めるものだ。
それを見付けて、そこから学校へ向かわないと行けない。入学証にもそう書かれている。
つまり、受験等は無いけどこの扉を見つけることが出来なければ学校へ行くことが出来ずに、私の人生終わっちゃいます!
とは言っても全くのノーヒント。途方に暮れてしまいます。脂汗がブワッとでて焦ります。ドクドクと心臓の動きが早くなって行く。
「か、考えなくちゃ……助けてくれる人は居ないから」
現状、一般人がスーツならばキビキビと動いている。
カツカツと音を鳴らして仕事へ向かうのかな。なら、魔法使いには関係ない。
「同じ服装の人って、まだ私も私服〜!」